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本記事では国際女性デーを記念して、Japaaanらしく女性に関連した古写真を紹介します。紹介するのは幕末~明治期に活躍した写真家・鈴木真一の作品。

鈴木真一は明治時代に横浜に写真館をかまえていた写真家で、横浜といえば、当時の外国人観光客を中心に人気が高かったのが着色写真。着色写真とはモノクロ写真にカラー着色をしてよりリアルに楽しめるようにした手法のことで、「横浜写真」とも呼ばれていました。


鈴木真一は明治時代に「女子写真伝習所」という女性に写真技術を教える学校も設立した人物で、この学校は当時、女性が写真技術を学ぶ唯一の教育機関でした。
今回はそんな鈴木真一の作品の中から、1870年代(明治初期)に女性の姿を撮影した作品たちを紹介します。
芸妓さんなどの写真もありますが、帯の位置は低く、衿元を広く開き半衿も大きく見せています。とってもゆったり羽織っていて自然な感じ。別に着崩しているわけではなく、こういった着方が一般的でした。これらの作品もカラー写真ではなく後で色を付けた着色写真です。
それではどうぞ。











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鈴木真一
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