それを記念して11月17日(木)から限定発売されているのが、昭和40年代の懐かしき復刻バターケーキと復刻プリン、そして昭和60年代の復刻シュークリームです。
■バターケーキって何?
ところでバターケーキってご存知ですか?
昭和40年代頃までは、一般家庭ではケーキは特別な時しか食べられませんでした。
カステラ地のスポンジ生地に、無塩バターに砂糖や卵を加えて練ったバタークリームが塗られ、ピンクやグリーンの食紅で色付けされたバタークリームのバラの花や、銀の小さな玉のアラザンなどが飾られていました。ケーキなんて滅多に食べられないし見た目もかわいいし、子ども達も大人達も大喜びで食べました。
しかし、現代では定番の、イチゴなどが乗った生クリームのケーキと初めて出会ったときは、その美味しさに驚きました。
「今までのケーキは何だったんだろう…」と。
生クリームのフレッシュさと、イチゴなどの生のフルーツが、とても爽やかで美味しかったんですよね。以来、バタークリームのケーキはあまり食べられなくなり、生クリームのケーキが定番になり、平成になるとケーキ屋さんと呼んでいたのがパティスリーになり…、と色々ありました。
でも最近は懐かしさもあるのか、良いバターを使用しているからか、バタークリームのケーキの人気がじわじわと復活しているそうです。
不二家の復刻バターケーキは、ラムレーズンとプレーン入りのバターケーキ生地に、白いバタークリームが使用されているものです。クリスマスケーキもあり、雪で真っ白にお化粧した雪原をイメージしているようなホールケーキと、チョコバタークリームとチョコスポンジのクリスマスデコレーションケーキもあります。

そういえば、赤と緑のペコポコ長靴も懐かしいですね。長靴も昭和の時代からありましたね。

それでは皆様、良いクリスマスをお過ごしください!
創業祭特集 – 不二家
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