■だるまの目入れはいつ、どちら側から行えばいいのか?
だるまの目入れの時期は、願い事をする時です。ですので通常であれば購入したらすぐに入れることになりますね。
そして、願いが叶ったらだるまの右目(向かって左側)に目を描きます。年末まで待たずとも、願いが叶ったら目入れをして良いわけです。仮に願いが叶わなかった時は年末に目入れをして、年始に奉納し改めて新しいだるまを購入します。
■目入れの順番はだるまの種類によって違うこともあります
注意が必要なのが、前述しただるまの目入れの順番は、高崎市の高崎だるまや、平塚の相州だるま、越谷市の武州だるまなどの目入れの方法です。日本で生産されているほとんどのだるまは「左目→右目」の順番で大丈夫ですが、例外もあります。
伊豆の土肥達磨 伊豆市の土肥達磨寺のだるまは、願い事によって目入れ方法が違います。商売繁盛や家内安全などは最初から両目。合格祈願や良縁祈願などは右目から左目となっており、かなり特殊。販売する土肥達磨寺でチェックしておきましょう。
選挙当選祈願の時の相州だるま 相州だるまは一般的には「左目→右目」の順番ですが、選挙当選を祈願する場合には「右目→左目」の順番になります。
■だるまの目入れをする時期と順番 まとめ
一般的には
- 願い事をする時に左目(向かって右側)を描く
- 願いが叶ったら右目(向かって左側)を描く
- 叶わなかったら年末に右目(向かって左側)を描く
東京 深大寺のだるま市では、深大寺の僧侶から目入れをしてもらえることがありますので、そういったことを事前にチェックしておくのも良いですね。
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