暁斎が描いた妖怪画として有名な作品の一つに「百鬼夜行図屏風」というものがあり、この作品は鬼や妖怪が夜に町を行進する"百鬼夜行"の様子をユーモアたっぷりに描いた作品です。
ホントに幕末の絵?河鍋暁斎が描いた妖怪・鬼の行進「百鬼夜行」が素晴らしい!
そしてこの百鬼夜行図屏風の作風を彷彿とさせるタッチで描かれたのが、「暁斎百鬼画談」という版本になります。この版本の中では百鬼夜行図屏風と同様にいろんな妖怪が、暁斎お得意のタッチで描かれています。暁斎百鬼画談は暁斎の遺作なんだそうです。



もう完全に漫画の世界!
こういった作風が明治時代に描かれていたというのだから面白い。百鬼夜行でおなじみの妖怪や、骸骨の武者たち、どの姿も躍動感に満ちていて、暁斎の才能が随所に溢れ出ています。


そしてなんとこの暁斎百鬼画談は、先日紹介したメトロポリタン美術館のコレクションで公開されているんです!
こりゃすごい~っ!メトロポリタン美術館が浮世絵や日本画を含む美術作品を無料公開!商用利用OK
もうとりあえず全ページダウンロードしましたとも!メトロポリタン美術館のコレクションのすごい所は、ダウンロードできるファイルも超高画質だということ。細かな筆跡まで追うことができるのです。
それでは、河鍋暁斎「暁斎百鬼画談」をどうぞ!





























暁斎百鬼画談メトロポリタン美術館で公開されているファイルはこちらからどうぞ。
Kawanabe Kyōsai | The Met
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