葛飾北斎が描いた春画3図が蘇る「春画 木版画復刻プロジェクト」始動!
春画とは、性風俗に関する場面を描いた絵画のことで、日本では主に江戸時代に描かれた性描写のある浮世絵作品のことを指します。
春画はお守り?江戸時代の庶民にとって春画とは性欲を満たすだけのものではなかった
このプロジェクトで完全復刻された春画3作の展示がスタートしました。同時に予約注文もスタートです。
展示は、葛飾北斎「春画」木版画復刻プロジェクト作品発表を記念して開催される展覧会「nuranura展2018」の中で行われます。

展覧会「nuranura展2018」では、日本画・木彫・映像・パフォーマンス・墨絵・写真・洋画等、様々なジャンルの表現者たちによる「春画」をモチーフとした作品展示が行われるイベントで、参加アーティストの中には武人画師として人気のこうじょう雅之さんや、GIFアニメーション「動く浮世絵」シリーズを制作した瀬川 三十七さんなど名も。
■参加アーティスト
- 淺野健一
- Etsuko kobayashi
- 木村了子
- KIRIE
- 日下部泰生
- こうじょう雅之
- ZIGEN+ AIKA YOSHIOKA
- 瀬川三十七
- 中尾 変
- NANCY SNAKE
- 牧田恵実
- MICROU
- 吉井だりあ
- Riexy
- WC
- 「喜能会之故真通」(春本三冊本)_下_第4図
- 「つひの雛形」(十二枚組物)_第4図
- 「富久寿楚宇」(十二枚組物)_第12図
喜能会之故真通からはアート作品としても高い評価を受けている「蛸と海女」が復刻作品に選ばれています。

葛飾北斎「蛸と海女」部分
葛飾北斎「春画」木版画復刻記念「nuranura展2018」は2018年9月8日(土)~9月23日(日)の期間、「The 1/3rd Gallery」で開催されています。※18歳未満の入場は禁止
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