就活生にとって、身だしなみは重要なポイントの一つ。特にスーツは、色や価格帯、量販店で買ってよいのか専門店で買うべきか...... などなど多くの就活生たちの頭を悩ませているのではないだろうか。
人によって体型は千差万別。サイズ選びにも苦心する。ネット上には、困った様子の学生の姿が見受けられる。
Lサイズだとちょっとオーバー「少し太って」いるという女性が、Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」に、「就活のスーツのサイズについてアドバイスを伺いたいです」(2017年3月17日)という相談を寄せた。
普段着はMサイズを着ると腹が出てしまい、胸元も苦しいため、Lサイズを着ている。
しかし、就活ファッションとなると、Lサイズのシャツを着ると、袖が「腕時計を覆えるほど」の長さになってしまい、少しオーバーサイズなのが気になるようだ。
「それでも大丈夫ですか? それとも、ジャストフィットのほうがいいですか? 」
と、アドバイスしてほしいという。
回答者からは、
「女性の場合はジャケットを着た時にシャツの袖が出ないほうが良いので、Lサイズのシャツは袖が長すぎるのでMサイズのシャツのほうが良いです」
「スーツはフィットしているほうが見た目もすっきりして良いと思うよ」
と、オーバーサイズは避けるべきだとの意見が。ちゃんと店員に相談し、補正してもらうとよいとの声も書き込まれた。
「サイズが大きいのに慣れてしまうと、体も緩みがち」として、ダイエットを勧める人も。
「私の友人の娘さんは、ちょっとポッチャリ気味でしたが、見た目も大事とのことで、就活前にダイエットしていました」
という。合う服がないならやせればいいじゃない、というわけだ。
スーツ販売のAOKIが手がけるサイト「AOKI就活magazine」では、就活での男子のシャツ、女子のブラウスの適切なサイズ選びをレクチャーしている。
男子は
「首回りがボタンを留めた状態で、生地と肌の間に指が1本入るくらい」
「スリムでもブカブカでもないジャストサイズの胸囲」
「手首の出っ張っている骨あたりにシャツの袖が来て、ジャケットを着るとシャツが1センチ程度出る」
のがベスト。
女子には、
「ブラウスの肩線ができるだけ肩幅に沿うサイズ」
「胸囲はインナーが見えるほど緩いのも、窮屈な印象になるほどきついのもNG」
「背中の両ワキの下の生地が、指の第1関節でつまめる程度のゆとりがある」
「手のひらの付け根あたりに袖の先端が来て、ジャケットを着た時に袖が見えない」
とアドバイスしている。
また、スーツショップ「ORIHICA」はサイトで、男子には、
「ジャケットのフロントボタンは一番下をはずした状態でこぶしが半分から一個入るくらいの余裕を」
「パンツ丈は靴を履いてハーフクッション~1クッション入るくらいの長さ」
女子には、
「袖丈は親指の付け根くらいで、ブラウスの袖が覗かないもの」
「スカート丈は立っているときは膝に少しかかるくらい、座っているときは膝上5センチくらいになる長さ」
のサイズ感がよいと、オススメしている。(MM)

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