パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は2025年5月12日、匿名社会人ユーザーを対象に「給与に関するリアル」を調査し、その結果を発表した。
物価も高騰しローンや子育て費もあるのに調査では、「給与」に関する不満・不安を持った経験を聞くと、「ある」が85.0%、「ない」が15.0%だった。
「給与に対する不満」では、以下のようなコメントが集まったという。
●男性
・物価も高騰しローンや子育て費もあるため家族を養うには少ない。管理職の仕事量に見合わない給料
・同期と同じ給料なのに、仕事量も責任の度合いも自分の方が遥かに多くモヤっとした
・同期が転職して年収100万アップ。自分は会社に残って評価されず、ただ疲弊する日々
・ブラックな環境も当たり前だった氷河期世代。仕事量や環境にも耐えてきて今の賃金か...となる
●女性
・派遣先で正社員登用され「給料は上がる」と言われていたが、実際はそこまで給料が上がらなかった
・男尊女卑思考の上司の元にいた際、私よりも成果を出していない男性の先輩の方が給料が高かった
・昇給試験の対象に、実力度外視で対象になりそうな男性を上司が推薦していた
・氷河期世代だが、就職や正社員登用に悩まされてきた。今年の新卒の初任給を見ると納得しにくい
調査は2025年4月18日~28日、20~50代で、現在就業中JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者を対象とした。総投稿数は1498件。