学情は2025年7月16日、企業・団体の人事担当者を対象に、2027年卒採用に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を発表した。
2027年卒採用は「早期化すると思う」54.3%2027年卒採用の難易度をどう予想しているかを聞くと、「難しい」は54.1%で、「やや難しい」31.2%と合わせると85.3%となり、難易度は上がるとみられている傾向が浮き彫りになった。
2027年卒採用は早期化の傾向が強まると思うかを聞くと、「早期化すると思う」は54.3%、「どちらかと言えば早期化すると思う」は31.7%で、これらを合わせると、早期化すると考えている企業は86.0%となった。「どちらとも言えない」は12.0%、「どちらかと言えば早期化しないと思う」は1.5%、「早期化しないと思う」は0.5%だった。
2027年卒採用での選考開始はいつを予定しているかを聞くと、「2025年10月」が15.2%で最多。次いで、採用広報解禁の「2026年3月」が13.5%。2025年内に始めるとした企業は計57.6%となっている。学情は「年内選考開始が48.7%だった前年調査から急増しており、さらに早期化が進むのは間違いなさそうです」と指摘する。
2027年卒採用での内々定出し開始はいつを予定しているかを聞くと、「2025年12月」が16.3%年と多かった。また、「同11月以前」を合わせると計45.0%になった。
調査は2025年6月18日~30日、企業・団体の人事担当者を対象にウェブ上でのアンケートを行った。有効回答数は735社。