パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は2025年7月22日、421人の社会人男女を対象に実施した「2025年 社会人のキャリア観調査」の結果を発表した。

次世代に残したい理由...「社会に役立つ実感がある」が48.2%

仕事で経験して良かった瞬間...「感謝されたとき」57.6% Job総研調べ>の続きです。

調査では、もし自分の子が「将来同じ仕事をしたい」と言ったらどう思うかを聞いた。その結果、「嬉しい派」が62.3%。内訳は「とても嬉しいし、誇りに思う」が10.5%、「嬉しいが、少し心配もある」が25.9%、「嬉しさと不安が入り混じる複雑な気持ちになる」が25.9%となった。

自分が経験した仕事について聞くと、「次世代に残したいと思う派」が65.1%。内訳は「次世代に強く残したいと思う」が8.8%、「次世代に残したいと思う」が22.8%、「どちらかといえば次世代に残したいと思う」が33.5%となった。

次世代に残したいと回答した274人にその理由を聞くと、最多は「社会に役立つ実感がある」が48.2%。次いで、「変化への対応力が身につく」が39.4%、「はたらき方の自由度が高い」が31.4%。

一方、次世代に残したくないと回答した147人にその理由を聞くと、最多は「AIなどにより将来性が不透明」が36.7%。次いで、「プライベートが削られる」、「ストレスや責任が大きい」が同率で34.7%となった。

調査は2025年7月2日~7日、男女20~50代の421人に聞いた。対象は、現在就業中のJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者。

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