学情は2025年8月18日、2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「リモート勤務」についてアンケートを実施し、その結果を発表した。

リモート勤務制度がある企業の志望度...「上がる」「どちらかと言えば上がる」計77.5%

「リモート勤務の制度がある企業は志望度が上がるか」を聞くと、「志望度が上がる」は33.2%、「どちらかと言えば志望度が上がる」は44.3%となり、以上をを合わせると77.5%となった。

学情によると、「柔軟な働き方ができて生活と仕事のバランスを取りやすくなる」「通勤時間が短縮され、他のことに使える時間が増える」「社員の生活のことを考えている会社だと思える」といった声が上がったという。

「フルリモートや居住地自由の企業h志望度が上がるか」を聞くと、「志望度が上がる」は33.2%、「どちらかと言えば志望度が上がる」は39.4%となり、以上をを合わせると72.6%となった。

学情によると、「自分の生活スタイルや体調に合わせて柔軟に働ける点に魅力を感じる」「親の介護で地元に戻る可能性がゼロではないので」といった声が上がったという。その一方で、「普通に出社したい」「完全リモートの場合は仕事上の悩みや困りごとを気軽に相談できる体制があるかどうかも重視したい」「居住地自由なら実家を出るタイミングを失いそうだし、フルリモートは仕事のモチベーションが下がる」といった声も出たという。

「就職活動において、リモート勤務制度の有無はどの程度重視するか」を聞くと、「最優先で重視する」は11.4%にとどまった。一方で、「最優先ではないが重視する」が42.9%で最多だった。学情によると、「働きやすくなると感じるが仕事の内容やチームとの連携の方が重要なので、リモート勤務の有無だけで判断することはない」「出社が基本でリモートはあったら嬉しいという感じ」といった声が寄せられたという。

調査は2025年6月30日~7月13日、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」へのサイト来訪者を対象に、ウェブ上でのアンケートを行った。有効回答数は289件。

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