学情は2025年9月1日、20代の転職希望者を対象に「転職意向」に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。

転職すべきか迷った理由...「早期離職は社会的なイメージが悪い」60.7%

まず、「社会人になる前から、転職することを視野に入れていましたか?」と聞くと、「はい」は57.9%、「いいえ」が42.1%だった。

また、「実際に転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことはありましたか?」と聞くと、「はい」が72.0%、「いいえ」は28.0%となった。

転職すべきか迷った理由(複数回答可)では、最多は「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから」で60.7%。次いで「転職をするにもアピールできるスキルや経験がないと思ったから」59.6%、「自分の市場価値が分からなかったから」50.3%、「希望する転職先を見つけられるか分からないから」45.9%、「一般的に『とりあえず3年以上働いてから』と言われているから」45.4%が続いた。

学情は「転職について迷う人は、早期離職に対するマイナスイメージを気にするとともに、自分の経験への自信のなさがあることがうかがえます」とした。

一方、転職すべきか迷わなかった理由(複数回答可)では、最多は「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」で66.2%。次いで「年齢を問わず転職が当たり前になっているから」42.3%、「未経験の仕事への挑戦は早いほうがいいと思ったから」40.8%が続いた。

調査は2025年8月2日~18日、20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)を対象に行った。有効回答数は303件。

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