企業のサステナブル経営実現のための日本最大級の展示会「第7回 サステナブル経営WEEK【秋】」(主催:RX Japan)が2025年9月17日、千葉市の幕張メッセで開幕した。関連イベントとして、世界最大級のエネルギー総合展「第24回 SMART ENERGY WEEK【秋】」も開幕した。

エネルギー分野のトップリーダー34人のテープカットで開幕

17日の初日は、開会式にテープカットが開催され、エネルギー分野の国内外のトップリーダー34人が参列。テープカットの行われた幕張メッセの会場入口(中央エントランス)付近は多くの来場者が詰めかけた。

展示会には、企業向け脱炭素ソリューションやサーキュラー・エコノミー、サプライチェーンマネジメントに関連する製品が出展。当日の会場では、経営層、サステナビリティ推進部門、サプライチェーンマネジメント部門など、関係部門の担当者らによる商談がにぎわいをみせていた。

今回の見どころは、特別企画として新たに立ち上げられた、サプライチェーンにフォーカスした「SCM―サプライチェーンマネジメント―ワールド」。

サプライチェーンとは、原材料の調達(サプライヤー)→製造(メーカー)→物流(物流業者)→販売(小売業者)→消費者という一連のモノの流れを意味する。現在、企業経営に直結する課題としてサプライチェーンへの注目度は高い。

出展企業は、SCM(サプライチェーンマネジメント)の高度化・最適化を実現するコンサルティングファームやSCMシステム、AI活用、リスク管理ソリューション、調達購買DXなど多岐にわたる。

会場では、災害情報や気象情報などを可視化し、サプライチェーン上のリスクマネジメントに役立つソリューション「Spectee SCR」(株式会社Spectee)や、企業の調達活動の効率化やコスト削減につながる、購買プロセスを一元化できる購買プラットフォーム「Leaner」(株式会社Leaner Technologies)など、勢いのあるスタートアップ企業のソリューションに注目が集まっていた。

会期は9月19日まで。その後、11月19日~21日、大阪市のインテックス大阪で「関西展」の開催を予定している

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