企業向けの教育研修事業、若年層向けの就職支援事業を展開するジェイックは2025年9月11日、20代を対象に実施した「『上司の熱意』が仕事のモチベーションに与える影響」に関するアンケート調査を行い、その結果を発表した。
「自身のキャリアアップに不安を感じる」に40.6%<上司の熱意が感じられないとき、仕事への影響は? 20代に聞くと「意欲が下がる」58.5% ジェイック調査>の続きです。
調査では、「あなたが『仕事への熱意がない』と感じた上司」を聞くと、以下のような回答が寄せられたという。
・会話のほとんどが生返事で返される
・仕事を部下に押しつける
・仕事中に定期的に私用の携帯を確認している
・バックヤードに上司だけの休憩場所を作り、休んでいる
・始業後、部下に指示を与える前にタバコ休憩に行ってしまい、30分程度仕事が進まないことがままある
・仕事中ずっと喫煙室でタバコを吸いながら携帯を触り、仕事をしているところをほとんど見たことがない
・上司からいまだにまともな業務研修を受けたことがない
一方、「職場に仕事への熱意が感じられない上司がいることで、どのような影響があると思いますか?」と聞いて、選択肢の中から選んでもらったところ、最多は「業務効率が低下する」で68.1%。次いで、「職場の雰囲気が悪くなる」66.7%、「チームワークが悪化する」「自身の仕事へのモチベーションが下がる」ともに62.3%、「部下の会社への不信感が増す」53.6%、「会社の評価制度への不信感が高まる」49.3%、「部下が退職を検討しはじめる」43.5%、「自身のキャリアアップに不安を感じる」40.6%となった。
調査は2025年5月13日~8月8日に行われ、同社の就職支援サービスを利用して正社員就職した20歳~29歳が対称。回答者は118人。