学研グループのGakken(東京都品川区)は、ムック「大人の科学マガジン BESTSELECTION07 小さな活版印刷機」を2025年7月10日に発売する。
これに先だち、5月15日から予約受付を行っている。
1文字ずつ活字を拾って版を組み、インキをのせてハンドプレスすれば、凹凸やかすれの残る、活版印刷ならではの温かみのある名刺やメッセージカードなどの印刷物が完成する。
書体は美しく読みやすい「秀英明朝」と「Century」を採用。計306個の活字が付属し、罫線を使用して枠で囲んだり、装飾活字でアクセントを加えるなど、活字組版ならではの自由なレイアウトで印刷物が作れる。
印刷機は約30分で組み立てられる。動画を用意し、工作の初心者でも安心して取り組めるという。名刺サイズの印刷用紙20枚と黒インキなどが付属する。インキは水彩絵の具でも代用でき、印刷色を変えて楽しめる。
ガイドブックでは、印刷の手順や作例のほか、樹脂板を使った応用方法、老舗の活版印刷所へのインタビューなどを掲載する。
価格は5280円(税込)。
また、通販サイト「Amazon.co.jp」では、通常版の3倍の活字に加え、版の保存に便利な活字台、印刷色を変えやすいインキローラーなどを増量して同梱した「活字増量版」を発売する。
価格は7150円(同)。<J-CASTトレンド>