あきんどスシロー(大阪府吹田市)は、大阪・関西万博にある「スシロー未来型万博店」にて、新たに陸上養殖や海水温の上昇にも適応できる水産物を使ったすしを2025年7月2日に追加した。
これは「あしたのサカナ」というシリーズの商品で、今回加わるのは3種類となる。
スシロー未来型万博店で提供する魚は、全て養殖のものを使用している。近年、天然に依存しない水産資源の重要性が増しているためだ。
新商品は、「陸上育ちの竹富島クルマエビ」、「愛南育ちのセンネンダイ」、「美ら海育ちの漬けヤンバルスギ」の3種。
「陸上育ちの竹富島クルマエビ」は、上品な甘みと弾力で、八重山諸島・竹富島のきれいな海水を使い、低密度飼育による陸上養殖でストレスなく育っている。
「愛南育ちのセンネンダイ」は、温かい海を好み、天然では「千年に一度しか出会えない」と言われることが魚の名前の由来だ。そのため、回転寿司で提供されるのは珍しい。上品なうまみが特長の、海上養殖された魚だ。
「美ら海育ちの漬けヤンバルスギ」は、沖縄の温かい海で育った、ほどよい脂のりとさっぱりとしたうまみが特長。この魚も、海上養殖されている。
「スシロー未来型万博店」は、大阪・関西万博内の静けさの森ゾーンにある。万博期間中の10月13日まで、10時~21時の営業だ。<J-CASTトレンド>