「山口さんの病室は、2LDK。家具もなくガランとした殺風景な部屋ですごしています。

そんななか、時折つぶやくそうです。『早く、死にたい』と……。あまりに悲痛な声で訴えるため、今は病院のスタッフが3人ほどついて交代で見張っているそうです」(山口の知人)

未成年女性への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった元TOKIOの山口達也(46)。あれから3カ月。現在は東京近郊にある心療内科専門病院で療養生活を送っているが、死をほのめかすほど危険な状態にあるというのだ。一部報道によると、山口が治療している病名は双極性障害。いわゆる“躁うつ病”だという。

「普段は、本当に手が掛からない状態だそうです。ただ時々思い出したように『俺なんか、このまま生きていてもしょうがない』と漏らすそうで。別の日には壁に向かって何やら考えごとをした後、感情豊かに笑っていたこともあったと聞きました」(前出・山口の知人)

あの快活だった山口とは思えないほどの“激変”ぶり。ジャニーズ事務所時代とのギャップに打ちのめされるようで、こんな“未練”を漏らすことも。

「山口さんは『あのころは良かったな。

楽しかった……』と話すそうです。特によく出てくるのは、ジャニーズ事務所の先輩だった近藤真彦さん(54)の話。『マッチさんには、本当に可愛がってもらった。何もわからない僕に、芸能界のイロハを手取り足取り教えてくれた。今でもすごく感謝している……』と漏らしているそうです」(前出・山口の知人)

躁うつ病に加え、未来の見えない毎日に苦しむ山口。「もりしたクリニック」の森下克也院長も現状について「山口さんの精神状態はかなり不安定になっているといえます」と分析する。だが適切な治療を続けさえすれば、改善の余地はあるという。

「まず大切なのは、周囲がしっかり彼の話を聞いてあげること。『そんなこと言わないで』と否定するのではなく、受け止めてあげるのです。その上で会話を重ね、カウンセリング。薬物治療も行っているでしょうから、そうしたアプローチによって状況は好転していくはずです。医療スタッフと二人三脚でやれば、社会復帰の可能性も充分にあるでしょう」

実際、山口自身も前を向こうと努力していた。

「山口さんは定期的にスパ・トリートメントの施術を受けているといいます。ストレスで凝り固まった患部を、時間を掛けて丁寧に懲り解していくというもの。いつも楽しみにしているそうです。さらに気分が落ち着かないときには、積極的にヒーリングの治療も受けているみたいです」(前出・山口の知人)

4月26日に謝罪会見を開いた際、山口は涙ながらに「先のことは考えられません……」と語っていた。まずは心身の回復を、願うばかりだ。

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