7月18日に亡くなった三浦春馬さん(享年30)。訃報を受け、著名人らが彼の勤勉ぶりを明かしている。

18年の映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」で共演した高畑充希(28)は19日、Instagramのストーリーで三浦さんとともに英語の勉強をしていたと明かした。そして彼女は三浦さんが自粛中、彼女に送った「僕たちは辛い時間を過ごしているけど、でも笑顔は忘れないで! だって笑顔は免疫力を上げてくれるからね」という意味の英文メッセージも公開した。

ハリセンボンの近藤春菜(37)は20日、「スッキリ」(日本テレビ系)で三浦さんとロンドンで食事をした際のエピソードを話した。三浦さんは「英語の勉強をしたいから」といい、店の予約も全てしてくれたという。近藤は「向上心がすごい人で、努力もものすごい人」「仕事に対する考え方とか向上心とか、見習っていきたいなと思う」と述べた。

また14年7月のドラマ「殺人偏差値70」(日本テレビ系)で三浦さんと親子役を演じた高橋克実(59)は同日の「直撃LIVEグッディ!」で「一番印象的だったのは移動して撮影の合間とか弁当を食べて空いていた時間に、必ずオンラインで英語の勉強をしていた」とコメント。さらに「おとなの基礎英語」(NHK Eテレ)に出演していた坂下千里子(44)は三浦さんから「番組をいつも録画して見てるんですよ」と言われたと「ノンストップ!」(フジテレビ系)で明かしている。

15年8月、本誌に登場し「語学力をもっと身に付けたい。25歳になった自分は、もう少し英語が話せたはずなんだけどな(笑)」と話していた三浦さん。しかし英語力はすでに相当なもので、その1ヵ月前にハリウッドで行われた映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」のワールドプレミアでは流暢な英語を披露。会場で大きな歓声を浴びていた。

「三浦さんは英語で日記をつけるなどし、日常的に英語力を鍛えていました。

世界的な活躍を意識していたためですが、16年のミュージカル『キンキーブーツ』に出演したことでいっそう英語に力を入れることにしたようです。

三浦さんは当時、ハリウッドに出向いてスターの名前の連なるウォーク・オブ・フェームに向かいました。そこで同舞台にゆかりのあるシンディ・ローパーさん(67)や脚本家のハーヴェイ・ファイアスタインさん(68)のプレートを見つけた彼はとても喜んでいました。刺激になったようで、『いつかは自分も名前を刻めたら』と意気込んでいました」(舞台関係者)

今年1月、ミュージカル界の大スターであるシンシア・エリヴォ(33)やマシュー・モリソン(41)と共演した三浦さん。各メディアによると取材会で「日本を出て色んな活動をさせていただく、いい学びだと思う。一瞬一瞬を大切に過ごしたいですし、この経験を未来に活かしていけたら」とコメント。するとシンシアは「ニューヨークにお越しのときは、ぜひ連絡をください。そして一緒に歌いましょう」と声をかけたという。

しかしその半年後、三浦さんは命を落とすことにーー。シンシアは「友よ、ゆっくり休んで」「あなたのエネルギーと愛は生き続ける」と、そしてマシューは「伝説的な日本のパフォーマーである友よ」とそれぞれがInstagramにつづり彼の早すぎる死を悼んでいる。

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