三浦春馬さん(享年30)と中学生のころから交流があった「茨城元気計画」代表の卯都木睦さん(53)は、初主演映画『キャッチ ア ウェーブ』で、彼にサーフィンを指導した人物だ。
「母親が運転する車で僕のところにやってきたのが、まだ中学3年生だった春馬です。
その特訓後も、プライベートでの付き合いが続きました。10年前ぐらいに『俳優を辞めたい』と、言っていたこともあったけど、一時期の迷いだったみたいで、その後はそんなことは言わなくなったしね。最後に会ったのは昨年12月でしたが、何一つふだんと変わった様子はありませんでした。
ご両親との仲も良かったですよ。お母さんはよくマイカーで春馬を送り迎えしていましたし、お父さんも人当たりの良い方でした」
三浦さんの両親は幼少期に離婚している。その後、小学生のころに実母が再婚し、継父Aさんもいっしょに暮らすようになった。さらに実母は7年ほど前に継父とも離婚したというが、三浦さんとAさんの関係は変わらず良好だったという。
継父Aさんは数件の飲食店を経営しているが、その仕事仲間は言う。
「私もAさんと仕事をするようになって長いですから、子供のころの春馬くんとゲームをして遊んだこともあります。
Aさんは訃報を知って、かなり落ち込んでいます。一時期とはいえ何年も彼の父親だったわけですからね。事件後にAさんから「君にも心配かけてしまって申し訳ない』と、連絡がありましたが、なんと声をかけていいのかわかりませんでした」
「女性自身」2020年8月11日号 掲載