「もう、迷子です。久々にわけがわからないドラマだな、と(笑)」
常に笑顔の教師と、彼を殺そうとする進学校の生徒が壮絶バトルを展開するドラマ『先生を消す方程式』(テレビ朝日系・土曜23時~)。
「脚本の鈴木おさむさんは、『僕と組むなら普通じゃないものをやりたい』と言っていましたが、普通じゃないにも限度があります(苦笑)」(田中・以下同)
床をなめさせられたり、階段から突き落とされたり、生徒からどんな仕打ちを受けても笑顔を崩さない義澤。精神的にも肉体的にもハードな撮影が続く田中の支えになっているのが共演者の山田裕貴(30)だという。
「裕貴が現場での僕の癒しです。何を話すわけでもないですが、一緒にいると安心できるし、『ここはこうする?』とか気軽に相談できる。かといって殴り合うようなシーンでは躊躇しないでやれる間柄です」
本誌の撮影では犬好きの田中のために犬の写真集を用意。本を開くとすぐに笑顔になってくれた。
「自分ではもう犬は飼っていませんが、友達夫婦が左目の見えないおじいちゃん犬を連れてよく家に遊びに来るんです。ソファに乗せてあげたりしています。もう家族みたいな存在。いてくれるだけでうれしいです」
田中自身は“癒し系ワンコ男子”と世間の女子から言われていると伝えると、豪快な笑顔とともにこんな答えが。
「癒し系より、“いやらしい系”がいいです(笑)」
「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載