「年末年始は人の動きが活発になり、別の感染リスクが高まる。年末年始を、感染拡大をストップさせるための特別な時期にしなければいけない」
12月17日の会見でこう語ったのは、小池百合子東京都知事(68)。
たしかに年末年始は帰省ラッシュだけでなく、新春イベントも目白押し。新型コロナウイルスへの感染リスクも高まることが予想される。政府は帰省の延期も呼びかけているが、人の流れが完全に止まるとは考えづらい。
そこで年末年始を通して注意すべきポイントを、専門家に聞いた。感染制御学に詳しい愛知県立大学の清水宣明教授は、こう指摘する。
「飛沫感染に注意している人は多いかもしれませんが、エアロゾル感染にも気をつけましょう。
たとえば、アクリル板やフェースシールドがあれば安心だと思っているかもしれません。ただこれらは飛沫を防げても、エアロゾルは止められません。むしろアクリル板で囲うとエアロゾルがたまってしまい、ウイルスの雲ができるのです。
そこにほかの人が顔を突っ込めば感染する可能性がありますし、次に座った人も危険です。
換気状況を確認するには、CO2モニター(二酸化炭素計測機)やサーキュレーターといった機器が有効だという。
「会食のときは、CO2モニターが安心材料になるでしょう。
空気中のCO2濃度は500ppmくらいです。8畳の部屋を閉め切った状態で1人の人が1時間滞在すると、CO2量は800~1,000ppmになります。この条件で感染した例が複数あるので、『二酸化炭素が800ppmあると危ない』と思って差し支えないでしょう。650ppmくらいまでなら許容範囲だと思います。
また小型の360度回転型サーキュレーターを食卓中央に置き、人の周りの飛沫・エアロゾルを吹き払うのも有効な対策だと思います。その後に換気して、ウイルスを部屋から追い出してください」
そして年末年始を乗り切れば、日本はコロナを制するという。清水教授はこう“エール”を送る。
「季節性の呼吸器感染症は、冬がピーク。新型コロナも同様だとすれば今がいちばん悪い状況で、これ以上悪くなる可能性は低いと思います。
GoToキャンペーンも停止しましたし、正月は仕事も休み。
コロナで始まりコロナで暮れた2020年。新年は、少しでも明るいほうへ向かってほしい。
「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載

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