「歌修行を経た自分の声を、皆様に届け、気持ちを伝えていくことができるよう、一から努力していきたいと思っています」
1月28日、公式サイトにこうつづったのは活動休止中の音楽グループ・AAAの元リーダーである浦田直也(38)だ。その前日、本誌は浦田のソロ活動再開を報道。
19年4月、面識のない女性を殴ったとして逮捕された浦田。不起訴処分となったが、事務所から無期限謹慎処分が下された。
「当時、浦田さんは謝罪会見を開いたものの、『記憶にない』を連発。“酒のせい”にしている印象も強く、『まるで他人事』と揶揄されていました。また、会見での態度も『ヘラヘラしてる』と強く非難されていました」(スポーツ紙記者)
さらに事件の余波は、グループにも及んでいた。
「AAAの楽曲『Yell』は全日本空手道連盟の公式応援歌に起用されていました。しかし浦田さんの事件後、同連盟は契約を解除。空手競技は東京オリンピックでメダルラッシュが期待されていたため、『20年の夏ごろにはグループの露出も増えるのでは』との見込みもありましたが……。
デビューから約15年、やっと掴んだ大きな仕事でした。それをまさか、リーダー自身の手で握りつぶすことになるとは……。誰1人、思ってもなかったでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
■復活のタイミングや“イメージ悪化”への疑念
浦田は謹慎処分の後、19年12月31日にAAAを脱退。
しかし同年11月から開催予定だった、休止前最後でありグループ史上最大規模のドームツアーは新型コロナの影響で開催されず。そして20年末、休止を迎えた。
「浦田さんの事件が判明した際、メンバーはSNSを通してファンに謝罪していました。そして、休止前のドームツアーも未開催。そんな苦難続きのグループが休止した直後に浦田さんが復活したため、『なぜいま?』とタイミングを疑問視するファンもいます。
また、『リーダーのせいでAAAのイメージが悪くなったのでは』と指摘する声もいまだ根強い。『一から努力していきたい』と浦田さんはコメントしていましたが、ファンの疑念を晴らせるのでしょうか」(音楽関係者)
今回の復活に、ネットでは《待ってました。今の歌、聴いてみたい》《直也くんの歌声がまた聴ける事がとてもとても嬉しいです》といった声が。そのいっぽう《グループに与えたダメージは大きい》《やってしまった事の代償は大きい》と厳しい声も上がっている。
浦田はこれから、茨の道を歩むことになりそうだ。