「近年の健康志向などから消費が拡大し、ブーム到来中の『サバ缶』。動脈硬化や高血圧、糖尿病の改善、筋力維持、免疫力アップなど、たくさんの健康効果が期待できます。
そう教えてくれたのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。
サバなどの青魚の脂肪には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれている。オメガ3系脂肪酸は血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化を予防・改善する働きがある。
「DHAは脳や目の網膜などの神経系に多く含まれ、脳神経や視神経の健康維持に効果的。アレルギーやうつ病などの予防・改善も期待でき、そのほかにも多くの健康効果があります。EPAは血栓をできにくくしたり、高脂血症を予防したりするため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを予防する働きが。特にサバはアジの3倍ものEPAが含まれています」(石原先生・以下同)
特に最近注目されているのは、EPAにGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)というホルモンを増やす働きがあること。GLP-1は通称「やせホルモン」ともいわれ、血糖値を上昇させるグルカゴンの分泌を抑制して糖質の吸収を緩やかにしたり、脳の満腹中枢に働きかけて過食を防いだりするなど、ダイエットの強い味方に!
「サバ缶は低糖質で血糖値の上昇を防ぐので、糖尿病の方の血糖コントロールにも活用したい食材。筋力維持に欠かせない良質なタンパク質も豊富です。缶を開ければ身も骨もそのまま食べられるため、魚の調理で敬遠しがちな手間も面倒くささもありませんよ」
そのほかにも、サバ缶は豊富な栄養素に恵まれている。昨今のコロナ禍でも免疫力を向上させることが重視されているが、サバ缶には免疫機能の調整や維持に効果的なビタミンDが含まれる。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨ごと食べられるサバ缶は骨の健康維持にも大いに役立つ。
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