「まず、ご結婚につきましてであります。眞子内親王殿下と小室圭氏は令和3年10月26日、火曜日、ご結婚されます」
10月1日、秋篠宮家の側近トップ・加地隆治皇嗣職大夫は記者会見でこう述べた。
さらに加地大夫は「10月26日に、お二人で記者会見をされる予定でございます」と続けた。婚姻届を提出したあとで記者会見を開くことになるという。つまり眞子さまは皇籍を離脱し、一般人の「小室眞子さん」として会見に臨まれるということだ。
4年前、初ツーショットを披露された婚約内定会見では「ふだんはどう呼び合っているか」との質問に、はにかみながら「お互いファーストネームで呼び合っております」とお答えになった眞子さま。結婚会見では「圭さん」、そして「眞子さん」と呼び合う場面が見られるのだろうか――。
結婚の決め手となったのは、小室さんの将来設計に目処がついたことだった。ニューヨーク州の司法試験の合格発表は12月だが、すでに就職を決めているという小室さん。その就職先は、ニューヨークの法律事務所・L社だと判明した。ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんによれば、
「350人以上の弁護士を抱える大きな弁護士事務所です。とくにハイテク分野での評価が高く、全米11位にランキングされたこともあります。しばらくは事務員として弁護士のアシスタントにあたり、年収600万~800万円程度の待遇でしょう。
■“盛り気味”な小室さんのプロフィール
L社のウェブサイトには、小室さんのプロフィールが掲載されている。そこには、次のような経歴が書かれていた。
《東京の法律事務所と外国為替銀行で、公認証券会社の代理人として、外国人企業のクライアントに融資や外国為替サービスを提供したり、財務分析を行ったりした経験があります》
一見すると実務経験豊富な人物に見える経歴だが、実際の小室さんは“東京の法律事務所”では弁護士ではなくパラリーガルとして補助的な業務をしていただけ。“外国為替銀行”での勤務といっても、三菱東京UFJ銀行に新卒で入行して2年ほどで辞めているため、特筆すべき実績とはいえないだろう。
すでに経歴を“盛って”いるように見える小室さん。記者会見では、小室さんの口から留学や就職の経緯についても説明があるのだろうか――。
眞子さまは結婚発表の前日、名誉総裁を務める「国際陶磁器フェスティバル美濃」の開会式にビデオメッセージを寄せられた。最後のご公務になるとみられるこの機会に、眞子さまは次のように述べられた。
「陶磁器関連の教育施設や研究所など美濃の地で育った人材が、ひとりひとりの個性を生かして力強く羽ばたいていくことを、期待しております」
個性を生かして、力強く羽ばたく――。個性的な生き方を貫く小室さんを肯定し、そしてこれから自由を手にする眞子さまご自身を鼓舞するお気持ちも、このお言葉に込められていたのかもしれない。
10月26日、4年ぶりの記者会見に臨む眞子さまと小室さんは、これまで語られなかった結婚の真相を明かされることになるのか。