12月30日に東京ドームで開催予定の「Johnny’s Festival~Thank you 2021 Hello 2022~」(以下、ジャニフェス)。デビュー24年目の「KinKi Kids」から今年11月にデビューしたばかりの「なにわ男子」まで総勢13組71名が集結し、さらに「嵐」の松本潤(38)が総合演出を担当するという豪華なイベントだ。
「昨年は新型コロナの影響で、例年東京ドームで開催されるカウントダウンコンサートは中止に。ですがファンやフジテレビからの要望もあり、21世紀にデビューした11組が都内各所から生中継で歌を届けました。
ジャニーズグループが東京ドームで有観客コンサートを開くのは、昨年元日に開催されたHey! Say! JUMPの公演以来です。ようやく緊急事態宣言も解除され、12月の東京ドームは有観客で実施されます。ただ観客数は収容可能人数の50%だそうで、間違いなくプラチナチケットとなるでしょう」(音楽関係者)
肝心のチケットはファンクラブ会員に向けて、11月8日から12日まで抽選受付が開始され、多くのファンが申し込んだ。25日には抽選結果が順次案内され始め、Twitter上では当落の結果をシェアするツイートが数多く見受けられた。
ところが当選が案内され始めるやいなや、チケットリセールサイト「チケット流通センター」を覗いてみると、すでに同日中にジャニフェスのチケットが高額で取引される事態に。
チケットの定価は12,000円(指定・税込)。しかし同サイトには242件ものチケットが出品されており、最も高額なものは1枚60万円と50倍にも跳ね上がっている(25日23時現在)。
同サイトでは不正転売は禁じられており、「不正転売」の定義について次のように記されている。
《興行主の事前の同意を得ない特定興行入場券の業として行う有償譲渡であって販売価格を超える価格をその販売価格とするもの》
また「業として」とは、《一般に、反復継続して、社会通念上、事業の遂行とみることができる程度のもの》《業者でなく個人であっても、反復継続の意思があり不正転売に該当すると判断される場合があります》と注釈がつけられている。
だが仮に、“反復継続の意思を持たない個人”による取引だとしても、定価をはるかに上回るような高額取引が行われているのは事実。
《ジャニフェスもう高額転売してんじゃん。転売ヤーのせいで本当に行きたい人が行けないんだよ》
《ジャニフェスのチケット1枚の最高額60万とかどうなってるん。まず当たったら高額転売するのどうにかなりません?》
《現在既に200件近い転売がされてます!! 許せないしできる限り通報して復活当選に回しませんか? 推しに純粋に会いたい人が行くべきです!!》
《ジャニフェスの転売通報した。ムカつくわー》

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