今年でCDデビュー25周年を迎えるKinKi Kids。3月16日には、デビュー25周年イヤー第1弾となる記念すべきシングル『高純度romance』が発売!
『硝子の少年』の大ヒットから、四半世紀という長い時間をトップスターとして駆け抜けてきた2人。
■堂本光一(43)「僕らは運命共同体」
25周年といっても、自分たちはそんなに意識してないんですよ。でも、これまで応援してくださったファンのみなさんに、恩返しをしたいという気持ちのほうが強いです。
今回の新曲『高純度romance』は、デビュー曲と同じく松本隆さんに作詩していただきました。松本さんらしい、昭和の風景を思い出すような内容で、いい意味でザワザワするんですよ(笑)。こんなご時世でも、変わらないぬくもりがあるということを伝えられたらいいなと思います。
剛くんの存在については、頭で考えること自体が野暮ですね。みんな『彼とだったからここまで続いた』みたいな言葉を聞きたいだろうけど、ほかの人とはやったことがないから正直わかんない(笑)。でも、多感な時期からずっと一緒にいるので、剛くん以外の相手っていうのはイマイチ想像つかないです。
2人組は運命共同体というか、片方に何かあれば、それがもう一方にも降りかかってくるもの。そういうことをお互い受け入れ合いながら、ここまでやってきたって感じです。まあ、25周年だからって、改まって2人で話すこともないですけどね。
ジャニーさんにはね、なにわ男子ってグループ名、KinKi Kidsとほとんど意味変わらんやん! って伝えたいです(笑)。
■堂本剛(42)「いまも昔も変わらない関係」
ここまで続けてこられたのは、求めてくれるファンの方がいたからですね。僕は光一と比べると、芸能界にまったく向いてない性格なので、この25年間はしんどいことのほうが多かったくらいなんですよ。でも、大切な仲間がたくさんできたり、自分の音楽が海外でも認められるようになったり、いまは続けてきてよかったなって思います。
実は、僕に音楽をやるように言ってくれたのはジャニーさんなんです。傷つきやすいことがわかってたから、それを作品に昇華させれば、誰かを救えるんだよって導いてくれたんじゃないかな。生前、『僕の頭の中で描いてることを誰も表現できないんだよ』って愚痴をこぼしてくれたことがあって。ジャニーさんでも、もどかしい気持ちを抱えてたんだって思うと、少し心が楽になります。
それに最近、ジャニーズの後輩たちの個性が多様化しているのを見て、僕がかなえたかったことが実現しつつあるというか、やっと時代が追いついてきたって感じますね(笑)。
光一との関係は、いまも昔も変わらないです。寮生活をしてたときから、僕は少しでも早く寝たいのに、光一はいつも明け方までゲームしてて、ぜんぜんタイプが違うんですよ。