ザ・ドリフスターズのメンバーで、現在は加藤茶(79)、高木ブー(89)と「こぶ茶バンド」で活躍する仲本工事(80)。

5月8日放送の『ドリフ大挑戦スペシャル』(フジテレビ系)にも出演するなど、仕事面では順調のようだ。

だがその一方で、本誌は5月24日号で仲本にプライベートで“異変”があったことを報じた。

’12年7月に、27歳年下の演歌歌手・純歌(54)と3度目の結婚をした仲本。’15年には、2人の名を冠した居酒屋『仲本家JUNKAの台所』をオープンしていたが……。

ゴールデンウィークの真っただ中の夕方、居酒屋のシャッターを開けて出てきた仲本。店から出てきた足でコンビニに向かい、食料品などを購入する姿はどこか寂し気な印象だった。

「じつは仲本さん、半年ほど前に奥さんが家を出ていってしまったのです」(仲本の知人)

本誌が居酒屋を訪れると、シャッターは閉まったまま。

定休日ではないのに、営業時間になっても店が開く様子はなかった。

「あまり宣伝していませんが、昨年末に純歌さんは横浜市内にカレー店を開いたそうなのです。彼女はそれを理由にして、仲本さんと暮らしていた自宅に帰らなくなってしまったのです。

いま『仲本家』は、代役の料理人に来てもらったときだけ開店しています。しかも純歌さんは、その横浜のカレー店関係者といっしょに暮らしているという話が常連の間でささやかれていて、仲本さんもかなりショックを受けていると聞きました」(「仲本家」の常連客)

果たして愛妻は家出してしまったのか。仲本は本誌の直撃取材に、「いや、そうじゃなくて……。

横浜でカレー屋さんやっているから、そっちに行ってるよ」と回答。記者が「その店の関係者と暮らしているという証言があります」と伝えると、「そんなことないよ!だって俺、毎日そっちに行ってるんだから。そんな質問なら事務所を通してくれよ」と答えていた。しかし、本誌が取材した限りでは、仲本が横浜を訪れている様子はなかった。

■“年の差婚”仲間・加藤と分かれる明暗

間もなく結婚10周年を迎える仲本だが、盟友である加藤とは“共通点”が。

「仲本夫妻が結婚する1年前の’11年6月に、加藤さんは45歳年下の綾菜さん(34)と結婚しました。

このことによって、仲本さんと加藤さんは“年の差婚”仲間になったのです」(芸能プロ関係者)

しかし、互いの関係に異変が生じている仲本夫妻とは対照的に、加藤夫妻の夫婦仲は良好のようだ。

これまで仲本はYouTubeチャンネル「仲本工事のおやじ打ち」で、夫婦仲良くパチンコに興じる動画を配信していた。ところが、昨年末を最後に純歌は登場しておらず、プロフィールに《仲本工事の妻です》と記された彼女のSNSも更新がストップしている。

一方の加藤夫妻は結婚10周年を記念し、綾菜が夫婦生活を綴ったコミックエッセイ『加トちゃんといっしょ』(双葉社)を今年4月に発表したばかり。加藤も5月8日にブログで、《嫁さんが出したマンガが重版になったみたいです。ありがとうござます》と感謝の気持ちを綴っていた(原文ママ)。

綾菜が日々投稿するInstagramでも、仲睦まじい様子が伺える加藤夫妻。しかし結婚当初の夫婦生活は順風満帆とは言えず、現在に至るまで数々の試練を乗り越えてきた。

「結婚当初は、綾菜さんに“財産狙い”といったバッシングも少なくありませんでした。さらに’14年には加藤さんがパーキンソン病を患い、克服したものの大量吐血して生死をさまよったこともありました。

そのような状況に、綾菜さんは『大切な夫を絶対に死なせてはいけない』と決意。それからは介護関係や食育インストラクターの資格など次々と取得し、加藤さんが健康を維持できるよう努めてきたのです」(前出・芸能プロ関係者)

そんな綾菜は’21年4月、本誌に登場。

加藤がLINEを始めたことでコミュニケーションが密になったといい、「新婚当時より愛情も深まっているかも」と語っていた。

また、コロナ下では舞台に立てない日々が続いたという加藤。しかし’20年10月に約1年ぶりに舞台に立つことができたといい、夫の生き生きとした姿を目の当たりにした綾菜はこう語っていた。

「笑顔がキラキラして。加トちゃんの『死ぬまで舞台に立ちたい』という夢をかなえてあげたいと、より強く思うようになりました」

結婚して10年、それぞれの夫婦仲に差がついてしまった加藤と仲本。結婚当時、仲本は会見で「今までの延長線で花が咲かせるようにいければ」と抱負を語っていた。

仲睦まじく寄り添う仲本夫妻の姿を、再び見ることはできるのだろうか。