第62回函館記念・G3(6月28日、函館競馬場・芝2000メートル)に出走するファウストラーゼン(牡4歳、栗東・須貝尚介調教師、父モズアスコット)。気配のいい同馬を4つのポイントからチェックする。

【戦歴】

 24年のホープフルSは3着。能力は折り紙付きだが、25年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念(1着)以降は、5戦連続で2ケタ着順。1月に転厩してきた同馬について、須貝調教師は「今は馬をつくっている。能力はある馬。どこかで絶対走る。(今回は)面白いと思うよ」と高い評価。新たなパートナーに小林美駒騎手(21)=美浦・鈴木伸尋厩舎=を迎え、函館で本来の姿を見せるか。

【仕上がり】

 14日に栗東・CWコースで調整し、17日に函館に入厩。19日と21日に函館・Wコースで時計を出すなど、順調な調整が進んでいる。21日に小林美駒騎手が初めてまたがった。

 24日にも、小林美駒騎手を背に芝コースへ。同じレースに出走するマジックサンズを3馬身追走し、手綱が動く相手を見ながら終始、楽な手応えで併入。

小林美騎手からは「先週乗せていただいた時の雰囲気よりも、さらに良くなっている感触です。気持ち良く走ってくれたのが何よりです」と笑みがこぼれた。

【鞍上】

 初コンビとなるデビュー4年目の小林美駒騎手は、函館の地で日々腕を磨いている。26年は第1回の福島競馬で7勝を挙げ、開催リーディングを初めて獲得するなど、成長が著しい。21日の函館3R(コウユーネロガ)で勝利し、今年の20勝目。関東リーディング(21日時点)は10位、キャリアハイの37勝(25年)を上回るペースで勝ち星を積み重ねている。

 重賞は4度目の騎乗だが、重賞ウィナーで臨むのは初めて。「選ばれた人しか騎乗できない貴重な機会なので、感謝の気持ちでいっぱいです。(ファウストラーゼンの馬主)宮崎オーナーには(これまで2勝を挙げるなど)お世話になっています。私が合うと思って須貝先生やオーナーも選んでくれたと思うので、どういう競馬をすればいいか、考えて臨みたいです」。

【データ】

 過去10年の結果を見ると、人気薄の馬が3着以内にくるケースも多く、荒れやすい傾向がある。また、負担重量が56.5キロまでの馬の3着率が64.4%となっており、56キロのファウストラーゼンにも当てはまる。

※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。

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