◆米大リーグ パドレス3―15ドジャース(27日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ナ・リーグ西地区首位を独走するドジャースが同2位パドレスとの宿敵対決で大勝。今季最多タイの15得点を挙げ、連敗することなく再びゲーム差「9」に広げた。

大谷翔平投手(31)は5打数2安打2得点、山本由伸投手(27)は6回5安打2失点の好投で大谷らに並ぶ日本人トップの今季8勝目を挙げた。

 この日はパドレスが先発予定だった右腕バスケスを2番手に回し、左腕ハートを「オープナー」で先発させる奇策に出たが、1―1の6回だった。3回から登板していたバスケスに対し、1死二塁からマンシーの打球を二塁ワグナーが後逸。敵失で1点をリードすると、一気に流れがドジャース側に傾いた。エドマンが右越えの適時三塁打、背中のけいれんから復帰2戦目の7番タッカーが7号2ランを右翼席へ運ぶと、8番ラッシングは2者連続の9号ソロを右中間席にたたき込んだ。

 これで終わらない。9番フリーランドの四球、大谷の中前打、パヘスの四球で1死満塁と再びチャンスをつくると、フリーマンの二ゴロの間に6点目。さらに4番ベッツがセンター左に3試合連発となる11号3ラン。打者12人の猛攻を締めくくった。1イニング9得点以上は今季3度目。6月6日(同7日)の本拠地・エンゼルス戦の時も先発は山本だった。

 試合後、ロバーツ監督は「特にカイル(タッカー)だね。

あの打席は試合の流れを左右する打席だった。ダルトン(ラッシング)がホームランを打って復調したのも良かった。バスケスを攻略するまで2イニングほどかかったが、一気に打線が爆発してくれた。ムーキー(ベッツ)も引き続き調子を上げている」とほほ笑んだ。

 この日の試合前には1番大谷の後を打つ2番が固定できていないという話も出た。指揮官は「翔平の後を打つことを意識しているわけではないと思いたいが、ネクストバッターズサークルで彼の特別な打席を見ていると、心理的な影響を受けているのかも。でも、誰かがその打順で打たないといけないからね」と話していた。この日、2番パヘスも2安打。6回、8回と大谷がヒットを打った直後はともに四球でつないだ。2番から打順を4番に変えてからベッツも復調気配を見せており、「今の打順が気に入っている。でも事実として、4番に下げてから打ち始めました事実だしね」とロバーツ監督は明かしていたが、4番ベッツが今後のカギを握ってくるのは間違いなさそうだ。

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