◇全国男鹿駅伝(27日、秋田・男鹿市男鹿総合運動公園発着)

 大学男子の部(8区間64・8キロ)は、中大が全区間をトップ通過し、3時間13分54秒で完全優勝を飾った。4秒差の2位は青学大。

3位は順大だった。

 中大は1区(8・7キロ)で、1万メートル27分53秒85の自己ベスト記録を持つ浜口大和(2年)が区間賞を獲得すると、勢いに乗り首位を快走。最終8区(4・3キロ)で門間蒼大(1年)が一時は青学大の日向春空(はるあ、2年)に逆転されたが、ゴール手前約400メートルで再逆転した。勝利の流れを呼び込んだ1区の浜口は「目標は区間賞でした。ホッとしています。最後はハラハラしましたが、チームの目標も優勝でしたので100点です」と笑顔で話した。

 起伏が激しいコースで行われ「仮想・箱根駅伝」「箱根駅伝への登竜門」と呼ばれる男鹿駅伝。アンカーまで熱戦が繰り広げられた。

 秋田県内ではクマの出没が相次いでいることから、大会主催者は参加者および関係者の安全確保を最優先した「クマ出没等対応マニュアル」を作成。大会当日にクマによる人的被害が発生した場合や、コースから約100メートル以内にクマが居座った場合は大会は中止。またクマが出没した場合、その区間は中止し、安全確認後、次の区間からレースを一斉再開するなどの対応を出場チームや関係者に周知していた。

 事前の対策としてはコース周辺の草刈りを行って見通しを確保し、クマの潜伏場所を減らす取り組みなどを行った。

レース中の対策としては、全中継所にクマ避けスプレー、音響機器を配備。広報車から常に音楽や放送を流し続け、各チームに1台がつく監督車からマイクスピーカーによる指示出しのほか、クマの接近防止を目的とした発声を行った。コース周辺に猟友会の協力を得て、待機・巡回し、緊急時の即応体制を整えていた。

 一般の部(8区間64・8キロ)はコモディイイダが3時間15分40秒で優勝。高校男子の部(7区間37・1キロ)は1時間48分19秒で鳥取城北、高校女子の部(5区間19・8キロ)は宮城・仙台育英Bが1時間3分19秒でそれぞれ優勝した。

 大学男子の部の上位成績は以下の通り。

<1>中大   3時間13分54秒

<2>青学大  3時間13分58秒

<3>順大   3時間15分18秒

<4>神奈川大 3時間17分35秒

<5>立教大  3時間17分50秒

<6>東洋大  3時間17分52秒

<7>日体大  3時間20分00秒

<8>立正大  3時間22分41秒

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