◇全国男鹿駅伝(27日、秋田・男鹿市男鹿総合運動公園発着)

 大学男子の部(8区間64・8キロ)は、中大が全区間をトップ通過し、3時間13分54秒で完全優勝を飾った。

 今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を果たした青学大は4秒差の2位。

2区終了時点で5位と苦戦したが、終盤の6~8区で3連続区間賞で追い上げ、アンカーの日向春空(はるあ、2年)が一時は首位に浮上。ゴール直前で中大のアンカー門間蒼大(1年)に再逆転されたが、箱根路の王者として男鹿で意地は見せた。

 16日に広島のテレビ番組のロケ中に自転車で転倒し、右足首を骨折して広島市内の病院に入院中の青学大・原晋監督(59)は、主催者によるライブ配信や現場のスタッフからの情報でレースをチェック。「序盤は遅れましたが、終盤に粘って、一時はトップまで挽回しました。まあ、よく頑張ったと思います」と及第点を与えた。

 起伏が激しいコースで行われ「仮想・箱根駅伝」あるいは「箱根駅伝への登竜門」と呼ばれる男鹿駅伝。アンカーまで優勝争いがもつれた熱戦に原監督は「やっぱり駅伝は面白い。日本の文化を大切にしたいものです」と実感を込めて話した。

 原監督は19日に手術を受け、順調に回復中。7月中に退院し、チームの指導に復帰する予定。「来年は私も男鹿に行きたいですね」と元気よく話した。

 男鹿駅伝の一般の部(8区間64・8キロ)はコモディイイダが3時間15分40秒で優勝。

高校男子の部(7区間37・1キロ)は1時間48分19秒で鳥取城北、高校女子の部(5区間19・8キロ)は宮城・仙台育英Bが1時間3分19秒でそれぞれ優勝した。

 大学男子の部の上位成績と区間賞は以下の通り。

<1>中大   3時間13分54秒

<2>青学大  3時間13分58秒

<3>順大   3時間15分18秒

<4>神奈川大 3時間17分35秒

<5>立教大  3時間17分50秒

<6>東洋大  3時間17分52秒

<7>日体大  3時間20分00秒

<8>立正大  3時間22分41秒

 ▽1区(8・7キロ) 浜口 大和(中大2年) 27分2秒

 ▽2区(6・0キロ) 飯田ケビン(東洋大2年)18分48秒

 ▽3区(8・1キロ) J・カマウ(立正大2年)22分29秒

 ▽4区(9・2キロ) 井上 朋哉(順大2年) 26分24秒◎

 ▽5区(7・5キロ) 伊藤 春輝(中大4年) 22分43秒◎

 ▽6区(11・7キロ)榲山 一颯(青学大2年)35分9秒

 ▽7区(9・3キロ) 櫨元 優馬(青学大2年)27分0秒

 ▽8区(4・3キロ) 日向 春空(青学大2年)12分4秒

【注】◎は区間新記録

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