「宮内庁内でも10月25日以降に発表されるという小室圭さんの3度目の司法試験の合否が話題にのぼっています。職員たちが懸念しているのは、小室夫妻の日本帰国です。

小室さんが3度目の不合格となれば、法律事務所を解雇されてしまい、物価も高騰しているNYでのセレブ生活が立ちゆかなくなり、日本に戻ってこざるをえなくなるのではないか、ということです」

そう語るのは、宮内庁関係者。

もっとも職員たちが心配しているのは“小室夫妻の将来”ではなく、夫妻の日本帰国後の言動が皇室に悪影響を及ぼすのではないか、ということだという。

また秋篠宮ご一家に近い関係者によれば、「ご家族や国民の反対の声を押し切って結婚を決断されたという経緯もありますし、眞子さまは可能な限り、アメリカでの生活を維持しようとされるでしょう」

確かに、本誌も眞子さんがメトロポリタン美術館での仕事を本格的に始動しているという情報をキャッチしている。

この関係者にとって印象的だったのは、9月11日、紀子さまの56歳のお誕生日に公表されたお言葉だという。眞子さんについて、こう記載されていたのだ。

《今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております》

「木香薔薇は眞子さまのお印だったお花です。

外国で暮らす娘への、お母さまとしての深い愛情が伝わってくるご内容でした。

ただ、あくまでも私の受けた印象ではありますが、“いつか”という表現からも、再会の時期は数カ月先ではなく、数年先と想定されているように思いました」(前出・ご一家に近い関係者)

日本のみならず、在米の日本人たちも注目している小室さんの司法試験の結果。

小室さんのロークラーク(法務助手)として勤務している法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)」のウェブサイトに変化があったのは、つい最近のことだった。

■サイトに突如掲載されたのは……

小室夫妻を取材し続けているニューヨーク在住の日本人ジャーナリストはこう明かす。

「小室さんの顔写真が突然掲載されました。LSのスタッフは弁護士もロークラークも全員、顔写真やプロフィールが紹介されているのです。

しかし、これまでずっと小室さん1人だけは“顔写真ナシ”でしたからね……」

ウェブサイトを確認すると確かに、紺のスーツ姿で、自信たっぷりに笑みを浮かべる小室さんの写真が! 実はこのウェブサイト、現在は日本からアクセスできないようになっている。

前出のジャーナリストが続ける。

「小室さんがLSに就職したことが報じられてから、日本からのアクセスが集中しすぎたので、そうした措置がとられたのでしょう。昨年10月、小室さんの顔写真が掲載されたこともありました。

しかし、ほかの男性スタッフがほとんどスーツ姿だったのに対して、彼の写真はスエット姿という、気が抜けたものでした。そのためネットでは“カジュアルすぎ”“こんなスタッフに仕事を頼む気にはなれない”という声も上がっていました。

その後写真は削除され、それ以降、1年近くもそのままにされていたのです」

それにしても、なぜ合否もまだ発表されていないこのタイミングで、LSは顔写真の掲載に踏み切ったのか。

「もちろんLSも、小室さんの司法試験突破の可否が注目されていることは認識しています。写真の掲載も意図的なものであり、『合否にかかわらず、当事務所はケイ・コムロとの雇用契約を解除しない』という“意思表明”にほかならないと思います。

LSはこの4月にも、ウェブサイトで発表した長文レポートに、執筆者の1人としてロークラークにすぎない小室さんの名前を記載しています。その事実からも、いかに“特別待遇”を受けているかがわかりますが、それは半年たったいまも変わっていないのでしょう」(前出のジャーナリスト)

では、なぜLSはそこまで小室さんを特別扱いするのか。ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは次のように語る。

「一般的に言えば、司法試験に3度連続で失敗してしまった場合、解雇や自主退職という流れになります。しかし3度目の不合格にもかかわらず、小室さんがLSにとどまり続けるとすれば、執筆能力や事務処理能力などのロークラークとしての能力を評価されているのかもしれません。

もう一つ考えられるのは、元内親王・眞子さんの夫として有名な彼を雇用し続けることでメリットが見込めるということでしょう。これまでLSと取引がなかったクライアントからの依頼も増えている可能性はあります」

小室さんのプロフィール写真の笑顔は、「3度目の試験を落ちてもクビにならない」という自信ゆえの高笑いだったのかーー。