7月23日にキャンドル・ジュン氏(49)との離婚を所属事務所の公式サイトで発表した広末涼子(43)。離婚によって、不倫騒動自体は一旦の落着を見せたが、本人を取り巻く状況は好転していないようだ。
6月8日発売の「週刊文春」でフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽周作氏(45)とのW不倫を報じられ、14日には広末は不倫を認めた上で謝罪、事務所から無期限謹慎処分を受けることに。
その後も愛を綴りあった交換日記の存在が明かされ、夫のジュン氏が会見を開くなど常に話題が絶えなかった。さらに鳥羽氏が「東スポweb」の取材に対して、ジュン氏への暴言を放ち、和田アキ子(73)にもケンカを売るなど事態は混迷を極めていた。
今回の離婚発表コメントで広末は、3人の子供の親権を自身が持つことを明かした上で、《この報告をもって今回の一件が終着し、これ以上子どもたちの不安や心配が広がることのないことを願って、お伝えさせていただくことに決めました》と“終着宣言”をしたのだが――。
■和田アキ子に太田光…芸能界で広がる“反ヒロスエ”
不倫発覚後、広末は“寡黙”ではなかった。6月22日発売の「週刊文春」では、広末自ら編集部に電話をかけ、所属事務所の社長の対応に不信感をあらわにしたことが報じられることに。広末は事務所に対して「今回、助けて欲しいということも言ったんです」と不満をもらし、「ジュンさんと繋がってるんじゃないか、ジュンさんをどうして擁護するのか」ともこぼしたという。
まだ騒動冷めやらぬなか、所属事務所を批判した広末だが、この“自分勝手”な行動に同業者からは冷たい反応が。その代表格が大御所・和田アキ子だ。
「騒動後に広末さんが公開した謝罪文には《子どもたちに『ごめんなさい』をした》とありましたが、6月18日の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で和田さんは『“ごめんなさい”っていうのはなんか軽い』『こんな言葉でいいわけ?』と疑問視。
また広末さんが『週刊文春』の記者に自ら電話をかけ所属事務所への不満などを告白したことについて、6月25日放送の同番組で『事務所に不満あってもよそに電話する?』『今まで守ってきてくれているわけだから』と広末さんの行動に苦言を呈していました」(スポーツ紙記者)
和田だけでなく、広末に疑問を呈する“反ヒロスエ”な有名人は増えていくことに。6月25日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で鈴木紗理奈(46)は「広末涼子さんブランドっていうのは、事務所の力に守られてこれだけのブランド力が築けたと思う。
また、藤田ニコル(25)も「女優さんで自分の意見を言える場所がないから、電話しちゃう気持ちもわかるんですけど……。事務所との意見が合わなかったら、まず事務所を辞めて、その後に(週刊誌へ)電話するならまだわかるんですけど……」と疑問視していた。
さらに爆笑問題の太田光(58)は7月11日放送の『爆問×伯山の刺さルール!』(テレビ朝日系)で、広末と鳥羽氏の不倫騒動についてこう持論を述べていた。
「世間には放っておいてくれと言いながらも、(広末が)文春にタレ込むじゃないですか。鳥羽さんも文春に言うじゃないですか。結局、騒いで欲しいんじゃない?当事者同士で裁判所でやり合えばいいものを、わざわざマスコミに言ってるってことは、騒がれてもしょうがないよね」
■離婚発表にもアンミカ、梅沢、宮根が苦言
奔放な言動により、芸能界で支持者が離れて行っている広末。離婚発表時に“終着”を宣言していたが、これにも批判が寄せられることに。
7月24日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でアンミカ(51)は、広末の離婚発表について「気になったのが、“今回の一件が終着し”という一文」と言い、「鳥羽さんの奥様のことなんですよね。今回、浮気で傷ついた上に、何度も夫にマスコミの前で『広末さんとは本気だ』という風に公言されて、ラブレターまで目にしていて、妻としての尊厳を軽んじられたという印象を受けている」と語った。
さらに梅沢富美男(72)も同番組内で「終結したって言い切っているのはとても気になるし、失礼な話」と述べた。広末は《生きることへの前向きでお優しいお言葉をくださり、応援してくださった方々に、心より感謝し、お礼の気持ちを伝えさせてください。
「とっても気に入らないのは、誰にこれを言っているんですかっていう。『あなたたちの問題でしょ』って。世間の人に謝る必要はないわけですよ。自分たちの家庭の問題ですからね」
「それをファンの方に『応援してくださった』っていう。離婚したことがホッとしたのかと捉えられちゃう。それがちょっと許せない感じがしますね」
すると、司会の宮根誠司(60)も同意し「『ありがとうございました』っていうのもちょっと……。どなたにかなって」と首を傾げていた。
離婚発表後も、止む気配がない“反ヒロスエ”の波。果たして、今後どう舵を取るのだろうか――。