《当日はお日柄も良く・・・天皇陛下ご夫妻や、可愛い愛子さま、秋篠宮さまご夫妻たち皇室の方々と、いろいろくわしくマンガのお話ができて》

4月24日に更新したブログで、こうつづったのは漫画家・ちばてつや氏。22日に出席した春の園遊会で、天皇皇后両陛下や皇族方と交流したひと時を振り返った。

各界の功労者ら約1400人が出席した園遊会では、ちば氏やプロゴルファー・青木功氏、バレエダンサー・森下洋子氏など5名の招待者と同伴者が音声取材の対象者として選ばれた。

報道陣による囲み取材では、ちば氏が明かした愛子さまとの“漫画談義”にも注目が集まっていた。

まず、愛子さまがどの漫画を話題にされていたのかを問われ、ちば氏は「『あしたのジョー』を読んで。コマ割りがなかなかうまいって褒められちゃった」とコメント。

なんと愛子さまはちば氏の代表作であり、ボクシング漫画の金字塔である『あしたのジョー』を読まれているというのだ。

ちば氏は愛子さまから褒めていただいたことについて、「演出がなかなか考えてやってるっていうことを、なんかすごく深読みされてるんで、ちょっとびっくりしましたけど」と驚きの様子。

また、「読み始めたばっかりだそうですけどね。なかなかちょっと暗いところもあるんですけど、なんかすごく面白いっていう(中略)、とても嬉しかったです」と、愛子さまが作品を楽しまれていることを喜んでいた。

愛子さまが『あしたのジョー』を読まれていることや、ちば氏の作画技術に着眼点を置かれたことに、Xでは驚く声や感激する声が続々。

《愛子さまが「あしたのジョー」を読んでおられると聞いて驚きです》
《愛子さま「あしたのジョー」読んだんだ!なんとも胸熱な!》
《なんという、通の視点!》
《褒め方の角度が大好きww愛子さますてき》
《愛子さまが、『あしたのジョー』に興味をお持ちでいらっしゃるのは嬉しいですね♪ ちばてつやさんとのお話しで、作画のカット割りが素晴らしいと仰ったことは、正に的を得ていると思うんですよね なぜなら、ストーリーは高森朝雄(梶原一騎)さん原作ですからね さすがと思いました》

「愛子さまのこうしたご姿勢は、園遊会だけに限りません。’22年12月にご一家で映画『Dr.コトー診療所』の地域医療支援チャリティ上映会に出席された際、“コトー先生”と呼ばれる五島健助役を演じた主演の吉岡秀隆さんは、愛子さまから『吉岡さんのフワッとした感じが五島先生にピッタリですね』とお声がけされたことを明かしていました。本作は漫画が原作であり、きちんと作品を読まれていることが伝わる会話で、愛子さまの誠実なお人柄が表れていました」(皇室担当記者)

昨秋につづき、愛子さまにとって3回目のご参加となった園遊会。

お召しになっていたパステルブルーの振袖だけでなく、さまざまな招待客と笑顔で交流される姿も注目を集めていた。

「会場が赤坂御苑になった昭和38年以来、初めて両陛下や皇族方が歩かれる道筋が3つに分散されました。愛子さまのグループには、佳子さま、彬子さま、承子さまがいらっしゃいました。愛子さまは先頭に立たれ、一人ひとりの招待客と目を合わせて真摯に会話をされていました。今回も事前に資料に目を通すなど、両陛下とご一緒に入念にご準備をされたものとお見受けします」(前出・皇室担当記者)

両陛下ゆずりの行き届いたご接遇ぶりに、愛子さまと接した招待客も感銘を受けたことだろう。

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