国民的アイドルグループ「嵐」が5月6日、来春のコンサートツアーをもって活動終了することを有料ファンクラブサイトや公式SNSを通じて発表した。
2021年から約4年半にわたって活動を休止していた嵐。
一方で、《休止前はコロナでライブ行けなかったから、来年の春は絶対行きたい》《久しぶりに5人が揃うステージ絶対見たい》といった声も。実に7年ぶりとなる彼らのライブに、複雑な思いを抱えながらも期待を寄せるファンが多いようだ。
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、事前アンケートで旧ジャニーズ事務所について「好き」「まあ好き」と回答した20~70歳の男女500人を対象に「嵐の“解散”ライブで聴きたい曲」についてアンケート調査を実施した。
第3位に選ばれたのは、20枚目のシングル『Happiness』。
2007年9月にリリースされ、二宮和也(41)と櫻井翔(43)が主演を務めたドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)の主題歌として使用されたこの曲は、夢に向かって走り続けることの大切さをテーマにした明るく前向きなメロディが特徴。メンバー5人の仲の良さが伝わってくるMVも大きな話題となった。
「走り出せ 走り出せ」というフレーズが印象的な同楽曲。アンケートでも《元気になる》《明るくなれる》といった声が多く寄せられていた。自然と口ずさんでしまうキャッチーなサビがアップテンポのメロディと相まって、背中を押してくれると感じるファンが多いようだ。
《盛り上がる》
《聞くだけでとても勇気づけられるので》
《一番好きな曲だから》
《口ずさむことが一番多いので》
第2位には、ライブの定番曲『Love so sweet』がランクイン。
2007年2月にリリースされたこの曲は、松本潤(41)主演のドラマ『花より男子2(リターンズ)』(TBS系)の主題歌として知られており、嵐を一躍国民的アイドルへと押し上げた楽曲といっても過言ではないだろう。
アンケートでは、《松潤のドラマが大好きだったから》という声が最も多かった。一方で、「思い出ずっとずっと忘れない空」というサビの歌詞が活動終了を控えた嵐の姿と重なり、「最後にまた聴きたい」と願うファンも少なくないようだ。
《花男の主題歌だったので》
《この曲をきっかけに嵐を好きになったから》
《嵐といえば!という曲だと思うので》
《青春時代によく聴いた思い出の曲。メロディーも歌詞もよく、また聴きたい》
そして、堂々の第1位に輝いたのは、デビューシングル『A・RA・SHI』。
フジテレビ系で放送された『バレーボールワールドカップ1999』のイメージソングとして制作された同楽曲は、1999年11月にリリースされた嵐を象徴するデビュー曲。初週で55.7万枚を売上げ、累積売上枚数は97.3万枚にも達した。
グループ名と楽曲が融合したこの曲は、疾走感のあるメロディと力強い歌詞が特徴。当時の初々しいエネルギッシュなメンバーたちを思い出すファンも多く、《アイドル感があり、パワーが満ち溢れている》という意見も。とくに「A・RA・SHI for dream」というサビ終わりのフレーズは、今もなおファンの心に深く刻まれているようだ。
《嵐と言えばこれだと思う》
《やっぱり、これ!》
《グループ名を冠したデビュー曲なので、外せない》
《原点だから》