「ぎょうさん来てくれてありがとう!お客さまは神様です!」

5月10、11日に大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場で行われた野外音楽イベント『ごぶごぶフェスティバル』で観客に向かってこう挨拶したのは、ダウンタウンの浜田雅功(62)。

3月10日に体調不良で芸能活動を一時休止していたが、5月2日のラジオ番組で約2カ月ぶりに公の場に現れた浜田。

それから1週間ほどで行われたこの音楽イベントで、休養前と変わらない元気な声で観客を沸かせ、“完全復活”を印象付けた。

浜田の“復活”はこれだけにとどまらないようだ。

制作関係者が明かす。

「Netflix制作の配信ドラマに浜田さんが出演することが決まったそうです。

脚本を宮藤官九郎さん(54)が担当するオリジナル作品になるそうで、主演が役所広司さん(69)、そのライバル役として浜田さんに白羽の矢が立ったようです。

お2人は俳優役を演じるそうで、コロナ禍からサウナブームまで、近年の世相を取り入れたクドカンワールド満載の作品になるといいます」

俳優としての活動は、‘10年放送の連続ドラマ『検事・鬼島平八郎』以来、実に15年ぶりとなる浜田。

彼がドラマ起用された背景には、昨年にあるドラマで社会現象を巻き起こしたプロデューサーからの“ラブコール”があったようだ。

「浜田さんへのオファーを決めたのは、昨春に放送された連続ドラマ『不適切にもほどがある!』を手掛けた元TBSプロデューサーの磯山晶(57)さんだと聞いています。

彼女は‘90年にTBSに入社し、脚本の宮藤官九郎さんとタッグを組んで『池袋ウエストゲートパーク』(‘00)、『木更津キャッツアイ』(’02)、『タイガー&ドラゴン』(‘05)などを手掛けてきたヒットメーカーです。

‘24年に磯山さんはTBSを退職し、昨年7月から5年間に渡る契約をNetflixと締結。Netflixドラマの1作目を制作するにあたって、同社のホームページ上のコメントで《脚本家・宮藤官九郎さんと共に、これまでにないようなスタイルのシリーズを企画しています》と明かしていました」(前出・制作関係者)

浜田とは、磯山氏がTBSに入社して間もない頃から縁があったようだ。制作関係者が続ける。

「磯山さんは、浜田さんが出演していた‘91年の連続ドラマ『パパとなっちゃん』に、入社2年目でプロデューサー補佐として関わっていたことがあるのです。

彼女は、TBSで『水曜日のダウンタウン』の演出を手掛けている藤井健太郎さん(45)との対談も行っています。そうした繋がりから浜田さんにドラマ出演の声がかかったのではないでしょうか。

出演を決めた浜田さんも『磯山さんに誘われたら、出なしゃあないやろ!』と、久しぶりのドラマ挑戦にとても前向きな姿勢だといいます」

豪華布陣のネトフリドラマで、浜田は再び“ムーヴメント”を起こせるだろうか――。

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