田中圭　地上波で出演シーン放送決行のウラで番組SNSで起きていた“異変”

「ワシらは結構前に収録したやん、当然知らんやん。まぁ色々あったやん、世の中は今、それ知ってるやん。その状態であのダンスとコントはおもろい。これは、どうしても放送しないと」5月21日放送の『千鳥かまいたちゴールデンアワー』（日本テレビ系、以下『ちどかま』）で、こう語ったのはお笑いコンビ・千鳥の大悟（45）。「週刊文春」で永野芽郁（25）との不倫疑惑が報じられた田中圭（40）の出演回をオンエアするにあたって、番組内で経緯を説明した。この日は「女芸人SP」と題した企画が放送され、田中が審査員ゲストとして登場。「オープニング撮るの2回目」と明かした相方・ノブ（45）も、「圭くんもめっちゃ面白く頑張ってくれましたし、何より『女芸人SP』ということで、女芸人さんがめっちゃ頑張ってくれてたんで。ちょっと、これはもう放送しようと」とコメント。大悟も「そらそうや。ここはもう強めに頑張るというか、こうしていかんと。こんなもん」と言い、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司（44）と濱家隆一（41）も賛同していた。「田中さんの出演回は本来ならば、5月14日にオンエアされる予定でした。しかし、直前の10日までにゲストが松坂桃李さん（36）に変更されていたのです。日本テレビはスポーツ紙の取材に“ラインナップの変更は事実”と認めるも、理由については明かしていませんでした」（テレビ誌ライター）不倫報道をめぐり、田中、永野の所属事務所は一貫して不倫関係を否定してきた。しかし2人の親密なLINEのやりとりの存在を伝えた続報が出ると、広告契約を結ぶクライアント企業が軒並み2人のCM動画などを削除。双方の所属事務所はLINEのやりとりについても否定したが、永野に関してはキャスティングされていた来年度のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』、冠番組の『永野芽郁のオールナイトニッポンX』（ニッポン放送）への出演を辞退したことが明らかになった。田中も「週刊文春」が初報を打った直後の4月29日に放送された『家事ヤロウ!!!』（テレビ朝日系）では、予告シーンから“全カット”され物議を醸したことも。しかし5月3日から上演スタートした主演舞台『陽気な幽霊』に連日出演しており、6月には大阪・福岡公演を控えている。また6月29日には、主演ドラマ『おい、太宰』（WOWOW）も放送予定だ。「『ちどかま』への出演は、MC陣の説明によって収録されたのは報道前だったことが分かりました。田中さんは、舞台の番宣で出演したものと思われます。『女芸人SP』では大久保佳代さん（54）、友近さん（51）、ホラン千秋さん（36）など、タレントパワーが強い出演者が勢揃い。これだけの人選を集めた企画にもかかわらず、田中さんのスキャンダルを理由に“お蔵入り”させるのは惜しいと判断されたのでしょう」（芸能関係者）大悟やノブなどMC陣がオープニングを撮り直し、満を持してオンエアされた『女芸人SP』。田中もダンスを踊ったり、コントに参加したりするなど、渾身の芸を披露していた。しかし本放送回の告知は消極的だったようで、番組公式SNSでは“異変”もあった。前出のテレビ誌ライターは言う。「そもそも21日放送の『ちどかま』について、番組の公式Xやインスタグラムでも告知されていなかったんです。日本テレビの公式サイトにある番組表に、ひっそりと審査員ゲストとして田中さんの名前が載っていたくらいでした。いつもなら事前告知はもちろん、放送中もXで《#ちどかまゴールデン 放送中》とハッシュタグ付きで実況しているのですが……。放送後はTVerの見逃し配信がXでリポストされていましたが、TVerにアップされている番組のサムネイルには田中さんの姿はありませんでした。こうした変化に、“番組は放送するけど、田中さんの露出は最小限にする”といった意図があるのかなと」クライアント企業だけでなくテレビ局も対応に追われているかたちだが、田中本人はどう感じているだろうか。