訴求効果が高く貴重な宣伝手段である一方で、起用タレントの不祥事などのリスクも常に抱えているテレビCM。記憶に新しいのは俳優・田中圭(40)と永野芽郁(25)の“不倫疑惑”報道と、それに伴う両者のサントリーのアルコールCM降板ではないだろうか。
田中は元々、2020年の“泥酔タクシー”報道をはじめ、酒癖の悪さが度々取り沙汰されていた。今回の騒動でも、田中は泥酔した状態で永野の自宅マンションへ消えていったと報道されている。
アルコールCMのスポンサーにとって、酒癖が悪いタレントの起用はデメリットが大きい。裏を返せば、アルコールCMへ出演するタレントには品行方正さや好感度の高さが求められていると言えるだろう。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「好感度の高い『アルコールCM出演有名人』」についてアンケート調査を実施した。
第3位に選ばれたのは長澤まさみ(38)だ。
長澤が出演するのは、アサヒビール株式会社が提供するアサヒスーパードライのCM。最新の「キンキンのSUPER DRY、はじまる。」篇では、長澤が熱々の麻婆豆腐を頬張り、キンキンに冷えたビールを美味しそうに飲む姿が印象的だ。
ぐいっと飲んだ後は満足げに満面の笑みを浮かべる長澤。あまりにも明るい笑顔で、見ている人も今すぐアサヒスーパードライを飲みたくなってしまうこと請け合いだ。アンケートでも、見るからに美味しそうな様子でビールを楽しむ長澤の魅力を高く評価する声が多く寄せられた。
《美味しそうに飲むし、笑顔が素敵》
《品がありながら活発でビールのイメージに合う》
《天真爛漫でスタイル抜群》
《いつみても爽やかで元気な感じが好感を持てるから》
第2位には、俳優の鈴木亮平(42)が選ばれた。
鈴木が出演するのは、キリンビール株式会社が提供するキリン一番絞りのCM。スーツ姿のサラリーマンに扮した鈴木が、あるときは店で、またあるときは電車内で「仕事終わりの1杯」を飲む姿に目を惹かれる。心の底から幸せそうな笑顔で豪快にビールを飲む鈴木に、思わず共感してしまった視聴者も多いのではないだろうか。
鈴木といえば、ファンはもちろん、実際に言葉を交わした共演者たちからも「誠実な人」という評価をされる人物だ。アンケートでも、そんな鈴木の人柄に《安心感がある》《ビールのCMに最適だ》などといったコメントが寄せられていた。
《笑顔でおいしそうに飲んでいるので》
《見るからに良い人とわかるから》
《元気で爽快な印象ありビールにピッタリ》
《誠実で安心感がある》
そして、栄えある第1位に輝いたのは今田美桜(28)だ。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインを務め、「クリーンなイメージ」を持った今をときめく若手俳優の今田。出演中のキリンビール株式会社「晴れ風」のCMでは、髪を後ろで1つにまとめた今田が屋台のカウンターでビールをごくり。
休日の一人飲みを楽しむように、リラックスした様子でビールを飲み続ける今田に自然と目を奪われてしまった視聴者も多いのではないだろうか。アンケートでも彼女の持つ可愛らしさや爽やかさなど、「清純派女優」としての魅力を絶賛する声が多く見られた。
《爽やかな感じがいい》
《明るくて、可愛いからです》
《美味しそうに飲むから》
《かわいくて飲みっぷりもいい》