「二日酔いで現場に」橋本環奈　パワハラ疑惑後の主演ドラマで見せた気疲れストレス…記憶消失するほど泥酔することも

「お疲れ様でした！ 3か月間本当にありがとうございました！」6月中旬、都内の撮影所で共演者やスタッフらに感謝と労いの言葉をかけたのは、橋本環奈（26）。この日、彼女が主演を務める現在放送中のテレビドラマ『天久鷹央の推理カルテ』（テレビ朝日系）がクランクアップを迎えたのだ。これをもって、約3か月に渡った撮影が幕を閉じることとなった。昨年から今年の3月にかけて、NHK連続テレビ小説『おむすび』で主演を務めた橋本。女優として躍進を続ける彼女だが、いっぽうで昨年から苦境の日々が続いている。「昨年10月に『週刊文春』が、橋本さんのマネージャーに対するパワハラ疑惑を報道。所属事務所はこれに対し“事実無根”との見解を示しましたが、その後も文春が第二弾を報じました。また注目されていた『おむすび』でしたが、同ドラマの初回から最終回までの平均世帯視聴率が13.1％（関東地区）で、歴代朝ドラのなかで“ワースト記録”となるなど、橋本さんにとって苦い経験となってしまったようです」（芸能プロ関係者）朝ドラ終了後、間を置くことなく『天久鷹央の推理カルテ』に出演した橋本。逆境もあってか、本作の撮影現場では彼女の様子が少し違ったという。「文春の報道により、本作の制作スタッフには、彼女と接するだけでも怯えに近い緊張感を持っていた人も少なくなかったといいます。そのため橋本さんは、撮影にあたって、セリフを覚えることよりも、現場スタッフ全員の名前を覚えることから始めたようです」（前出・芸能プロ関係者）現場の雰囲気に気を遣う様子は、彼女が用意した“太っ腹な差し入れ”にも表れていたそうだ。「橋本さんはクランクインの際、約3千600円のチョコレート系の洋菓子を、全共演者・スタッフ分として150箱ほど用意したといいます。それだけでなく、撮影中には鰻専門店『渋谷松川』の一個約4千700円もする鰻弁当を、これも同じく150個ほど現場に手配したそうなのです。またクランクアップ直前にも、スタジオを一部屋分貸し切って、ラーメン店『一蘭』の出張ケータリングサービスを共演者やスタッフたちに提供しているのです。それ以外のものも合わせると、本作の差し入れ代は推定でなんと200万円超に上ります。橋本さんのドラマ一話当たりの出演料が100～150万円あたりと言われているのを鑑みると、彼女は“ギャラ越え”の差し入れをしていたと言えるでしょう」（前出・芸能プロ関係者）しかし、そのいっぽうで、橋本は周りへの配慮でストレスを溜めていたようだという。テレビ局関係者が語る。「橋本さんは、撮影現場に明らかに“二日酔い”の状態で現れることが少なくなかったと聞いています。また橋本さんは共演者たちと“お酒の話”をよくしており、そこで彼女は《お酒飲んで家に帰ってすぐ寝落ちしちゃって。起きたら買った覚えのない食べ物がテーブルにあってびっくりした》などと話していたそうなのです。実際、夕方から撮影がある場合は、その前日は朝まで飲み明かしていたこともあったそうで、ある地方ロケがあったときも、わざわざ都内に戻って遅い時間までお酒を飲んでダーツをしていたようです」ドラマ撮影の陰で、連夜、記憶が消失するほどお酒を飲んでいたという橋本。現場では《焼酎は水のように飲める》と豪語していたという証言も。「橋本さんは自宅にビールサーバーとワインセラーを完備しているなど、以前から芸能界ではかなりの“酒豪”として有名です。しかし、橋本さんはあるテレビ番組で血液検査を受けた際、医師から睡眠不足や酒の飲みすぎが原因で『悪玉コレステロールが高い』と注意を受けたこともあります。朝ドラ終了後すぐのドラマ撮影であり、また周囲への気遣いで細かな心労が重なっていたのかもしれませんが、くれぐれもお酒の飲みすぎには気を付けてもらいたいですね」（前出・テレビ局関係者）だが本作での差し入れは大好評だったという橋本。疲れるほどの気遣いは決して無駄にはならなかったようだ。