7月6日からモンゴルを公式訪問されている天皇皇后両陛下。滞在中は、モンゴル相撲や競馬などの腕前を競う国民的なスポーツの祭典「ナーダム」の式典に出席予定だという。

モンゴル相撲といえば、愛子さまがかつて熱心な相撲ファンだったのを覚えているだろうか。

愛子さまが幼稚園に入園される直前、2006年の天皇陛下(当時は皇太子殿下)のお誕生日に際した会見で、陛下は以下のように述べられた。

「私たちや職員と相撲を取るときに相撲の技を再現したりしています。また、相撲の本の力士の四股名(しこな)に付けられた振り仮名の部分を読んで、力士の上の名前と下の名前をよく覚えています。例えば横綱朝青龍であれば朝青龍明徳というようにです。それを平仮名で書いてみたりもしています。力士の名前については正直私もかないません。また、相撲をテレビで観戦しながら『だれだれに、星がついたよ、うれしいな』と七五調の文を作るなどしています。子どもの好奇心や子どもらしいユーモアを大切にしながら、意欲や自主性を大切に見守っていきたいと思っています」

「ほかにも、幼稚園から帰るとすぐにテレビを付け、幕下の取り組みからご覧になったり、陛下が地方を訪問される際には、力士の名前を挙げて『○○の出身地でしょう?』とお話しされたりしたといいます。さらには2007年、陛下がモンゴルで朝青龍の両親と面会された際には、『娘は朝青龍のファンで“ダグワドルジ”と呼んでいます』と、愛子さまが朝青龍を本名で呼ばれていることを伝えたそうです」(皇室ジャーナリスト)

愛子さまが初めて大相撲を観戦されたのは2006年9月。口を大きく開き、夢中で観戦されていた。最近では2020年1月に観戦され、『土俵の高さは何cmですか?』とお尋ねになったという。

「当時、特に好きだったのは朝青龍と琴光喜でしたが、一部報道では琴光喜が相撲協会を解雇になってから、相撲への興味が薄れてきたのではと伝えられています。ですが今年、新横綱・大の里の誕生もあり、相撲界が盛り上がっていますので、愛子さまの熱が復活する可能性もあるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

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