《シレッと消えた？》中居正広氏　4回目の“蒸し返し”に古市氏は支持姿勢も…フェードアウトした“中居サポーター”

これで4回目の“蒸し返し”となった――。’24年末に『女性セブン』と『週刊文春』が報じた、元SMAPの中居正広氏（52）の女性トラブルに端を発した一連のフジテレビ騒動。中居氏は‘25年1月23日をもって芸能界からの引退を発表したものの、いまだ決着がつかず、泥沼化の様相を呈している。中居氏が引退に追い込まれることになったトラブルは、’23年6月2日に中居氏の自宅マンションで元フジテレビの女性アナウンサー（以下、女性A）との間で起きた。フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会（以下、同委員会）の調査報告書でトラブルまでのやりとりが明らかにされ、中居氏のその“手口”に批判が集まることに。3月31日、同委員会が公表した調査報告書によって、WHO（世界保健機関）の定義に基づいた上で、中居氏による《業務の延長線上における性暴力》があったと結論付けられたのだった。だが冒頭にあるように、中居氏による“蒸し返し”が4回もされることに。「1回目は5月12日、調査報告書の公表から約一カ月半の沈黙を破って、中居氏が突如として調査報告書に反論したのです。中居氏側の代理人弁護士団の言い分としては、同委員会のヒアリングに約6時間にわたって誠実に応じたものの、発言内容は報告書には反映されていなかったとのこと。さらには、中居氏の代理人弁護士が詳細な聞き取りを行なった結果、“性暴力”という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかったとも主張しています。中居氏側は性暴力の認定に至った根拠や証拠開示なども要求しましたが、同委員会は“事実認定は適切だった”として証拠開示を拒否。中居氏側はその後、2回反論するも、同委員会は被害者に二次被害を与える危険性があるとして、交渉を打ち切っていました。そんななか7月5日、4回目の“釈明要求”がなされたのです」（スポーツ紙記者、以下同）中居氏側の代理人弁護団はこれまでの反論同様、“性暴力”認定への抗議とともに、「同委員会によるパワハラと報告書の情報漏えいがあったという指摘でした。その後、同委員会は情報漏えいについては完全否定しています」この“蒸し返し”に2大“中居サポーター”のひとりが反応。中居氏と情報番組『中居正広の土曜日な会』（テレビ朝日系）で約6年の共演歴がある社会学者・古市憲寿氏（40）だ。「古市氏は同委員会や週刊文春の報道などについて、疑問を唱え続けています。自身のXアカウントにて、『週刊文春』（6月12日号）に掲載された記事に対する「確認文書」を女性Aの代理人弁護士宛てに送付したことを明らかにしたことも。4回目の“蒸し返し”にも、自身のXアカウントで“攻めた内容だ”と支持する姿勢を見せています」もうひとりの“中居サポーター”は、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（56）だ。6月15日放送の『そこまで言って委員会NP』（読売テレビ）で、中居氏の問題が取り上げられると、「“こういう証拠”で“こういう証言”で、“中居さんはこう言っている”、“いや違いますよ”というのを認定するのが事実認定。判決なんかではしっかりやるんですよ。今回の第三者委員会の報告書はそれを全部すっ飛ばしている」と同委員会が公表した調査報告書の問題点を指摘。さらには、「僕は中居さんから直接聞いているわけじゃないし、中居さんの代理人から聞いてるわけじゃないですけど、関係者から聞いている限りだと、中居さんは女性を傷つけたくないから、裁判まではやらない」と、中居氏の意見を“代弁”するような発言をしていた。だが、この放送以降、中居氏を擁護するような発言はない。今回の中居氏の反論にも現時点では無反応だ。一体なぜ急に発言を控えるようになったのか。「“もう中居氏側についていけない”が本音なのでは？」と話すのは、芸能関係者だ。「そもそも、この騒動を長引かせれば長引かせるほど二次被害の危険性が高まることは重々理解していると思います。それに加えて、4回目の中居氏側の要求の中にトンデモな言い分もあり、さすがに身を引こうとしているのではないでしょうか」中居氏側の代理人弁護士団は、同委員会が中居氏に対するヒアリングが意味不明で執拗な詰問があったとして、『委員会の「性暴⼒」の広範な定義によれば、その質問態様⾃体が中居⽒に対する「性暴⼒」（セクシャルハラスメント）に該当する』と主張しているのだ。果たして、このような言い分が通るのか。フェードアウト気味の橋下氏の無言は続く――。