7月10日、元TOKIOの城島茂(54)が木曜レギュラーを務める『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演。コンプライアンス違反が発覚したとして活動休止を発表した国分太一(50)とTOKIOの解散について、初めて肉声で報告した。
城島は番組冒頭に、「みなさんメディアなどの報道でご承知かもしれませんけど、先月6月25日をもってTOKIOというグループを解散いたしました」と、解散について改めて自身の口から報告。
続けて「その理由についてもみなさんご承知だと思いますけども、いろんな中で自分と松岡が、太一もそうですけど、話し合っていろいろ決めたところもあります」と、詳細は明かさず、解散という結論に至った経緯を述べた。
また、城島はファンやリスナー、番組関係者らに対して迷惑と心配をかけたことを謝罪。肉声での謝罪が遅れた理由については、「先月の25日のグループ解散発表前から、ここで話すタイミングというか、ラジオの収録がそれ以来ということなので、実際にタイムラグという……。ちょっと変な話なんですけど、正直なところ、こういった発表、報告することがちょっと遅れてしまったのを重ねがさねお詫び申しあげます」と説明した。
“雲隠れ”した国分に代わって謝罪した城島に対し、ネット上では《リーダー……真面目に頑張ってきたのにかわいそう》《TOKIOを終わらせないといけなかったリーダーの気持ちを考えるとつらい》といった同情の声が集まった。
いっぽうで6月20日に国分の不祥事が発覚してから、城島が公の場で説明するまで20日もかかったことに違和感を抱いているファンも多いという。
「城島さんはグループのリーダーであり、株式会社TOKIOの社長でもありました。当然、副社長である国分さんの問題においては、監督責任が問われます。騒動が起きたとき、できるだけ早く謝罪や経緯説明の場を設けるべきだったでしょう。
しかし、結局、ほとんど何の説明もないまま、6月25日にグループは解散、会社は廃業という形になってしまいました。さらに、城島さんは現在にいたるまで問題の詳細を把握できていないといいます。
城島とは対照的に、騒動後に評価を上げた元メンバーもいる。それはいち早く行動をした松岡昌宏(48)だ。
「松岡さんは不祥事発覚の翌21日に、主演舞台の公演後に集まっていた報道陣に対し、被っていた帽子を取り、深々と一礼しました。また、27日には舞台公演のために滞在していた愛知県内の劇場前で、報道陣に対応。20分にわたる囲み取材に応じ、記者からの様々な質問に真摯に受け答えして、最後には報道陣から拍手も起こっていました。
松岡さんは株式会社TOKIOで広報担当だったため率先して矢面に立ったという側面はあると思います。とはいえ、今回の城島さんの謝罪はレギュラーのラジオ番組という、顔が見えないところで行われたもので、誠意が感じられないという批判もあがっています。騒動後の対応について、二人の評価には大きな差がついてしまいました」(前出・スポーツ紙記者)
実際、ネット上では城島の対応について疑問の声があがっている。
《これで幕引きなの?》
《解散&廃業で逃げる立場じゃないでしょ》
《ラジオでの謝罪のみで責任を果たしてるって言える?》
《社長であることを全く自覚していないな》