8月3日放送の『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)に、昨年32年ぶりに『NHK紅白歌合戦』に出場したことが話題となった歌手のイルカ(74)が登場。番組内で共演したある歌手の“神対応”を明かした。
同番組で司会の徳光和夫(84)や田中律子(54)とともに路線バスで高円寺や吉祥寺を巡っていたイルカ。そんななか、バスの車内で昨年末の紅白の話題に。
徳光が「どうでしたか? 今の若い音楽の人たちと一緒に歌うっていう」と話を振ると、イルカは「すごく楽しかったですよ」と笑顔で言い、さらに「すごい嬉しいこともいっぱいありましたよ」と述べた。
なんでも紅白のオープニングでは、ステージセンターの階段を降りて登場する必要があったのだが、イルカは“階段で転ぶのでは”と心配になったという。目の前には石川さゆり(67)とMISIA(47)がいたため、転んで覆い被さったら大事故になると思ったそうだ。
そこで、横にいた星野源(44)に「私、よく階段から落っこちるんで、もしかしたらギュッて捕まっちゃったらごめんなさいね」と伝えたところ、本番が始まると、星野がパッと手を差し出してくれて、階段を降りるのをサポートしてくれたという。
この出来事に、思わず田中は「うわ、素敵!」と一言。イルカも星野の“神対応”に「なんかもう、キュイーンってなるでしょ?」「優しい~」などと漏らしていた。
さらに前にいたMrs. GREEN APPLEの3人も「落ちそうになったらおんぶしますよ」と言ってくれたそうで、イルカは「若い人たちに全然違和感ない。みんな優しくていい子ばっかりなの」と声を弾ませていた。
久々に紅白出演したイルカだが、ステージ裏でもいい思い出ができたようだ。