8月23日、秋篠宮家の次女・佳子さまが大阪市此花区の夢洲で開催中の大阪・関西万博を初めて視察された。
佳子さまは最初に日本政府のパビリオン「日本館」を訪れ、世界最大級の「火星の石」をご視察。
その後、輪島塗で作られた直径1メートルに及ぶ大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」をご覧に。この地球儀は昨年1月に発生した能登半島地震の被害を免れたことから、「復興のシンボル」とされている。日本工芸会の総裁を務める佳子さまは、被災した石川県の輪島塗職人らを気にかけ、「その後の輪島はいかがですか」「皆さんによろしくお伝えください」などと話されていたという。
また、公式ご訪問をされたブラジルとペルーのパビリオンにも足を運ばれ、各国の文化に触れられた佳子さま。今回の万博ご視察は日帰りというタイトなスケジュールだったが、佳子さまのお成りは来場者からも高い期待が寄せられていたという。
「夏休み終盤の土曜日だったこの日は、日本全国の有名な花火大会が一堂に会するイベント『JAPAN FIREWORKS EXPO』が実施されただけでなく、佳子さまのご訪問もあったことから一般入場者の最多更新が予想されていました。開幕以降、最多となる一般人来場者数は6月28日の18万4900人。いっぽう23日の一般人来場者数は17万1000人で最多数の更新とはなりませんでしたが、“佳子さま目当て”で訪れていた人も多数いたと聞いています」(社会部記者)
熱気にあふれた万博会場では、佳子さまのお姿をひと目見ようと、関係者や物資を乗せた車両が通る“大屋根リングの踏切”周辺に大勢の人々が集まっていたという。
さらにXでは、来場者が佳子さまを撮影した写真や動画が多数上がっており、とりわけあるユーザーが投稿した“奇跡の一枚”が注目を集めている。
この日、水玉の白いワンピースをお召しになっていた佳子さま。ベルトやハンドバッグ、パンプスはすべて赤色で統一されていた。
Xで拡散されている“奇跡の一枚”では、会場の駐車場で撮影されたと思われる佳子さまのお姿が。佳子さまはハンドバッグを両手で持ち、肩幅くらいまで両足を開くかたちで立ち、カメラの方にお身体を向けて満面の笑みをお見せになっていた。
華やかでハツラツとした佳子さまの貴重なお姿に、画像を見た人からは感激する声が上がっている。
《佳子さま、アイドルみたいやぁ》
《可憐さと元気さが 同時にあらわれている。素敵!》
《ローマの休日のオードリーヘップバーンみたいな 躍動感のあるプリンセスだ》
《佳子さま 本当にお美しい。涙出る》
《何でこんなに足を広げていたんだろう、って思ったんだけど、横方向に移動されてたのね。相手側に常に正面が向くように気配りされていたところ、たまたまこのポーズになってたのね。ヒール履いててブレることのない体幹。カッコいい》
「この写真をXに投稿したユーザーによれば、“奇跡の一枚”は動画を切り抜いた一コマだそうです。このユーザーは、佳子さまがお車から降りられたところを撮影した動画も公開していました。
お車を降りられた佳子さまは、出迎えた関係者に挨拶された後、周囲に集まった人々に笑顔でお手振りをされていました。その際、佳子さまが進行方向の反対側に急きょ戻るように、真横に移動される場面がございました。
“奇跡の一枚”はこの瞬間を捉えたもので、佳子さまは両足を広げて立たれていたわけではなかったそうです。佳子さまは集まった人々の方にお顔やお身体を向けられるように、移動の仕方にも気を配られていたものとお見受けします」(皇室担当記者)
人々の歓迎に全力でお応えしようとされていた佳子さまのお振舞いは、大きな感動を生み出していたようだ。