9月19日、『日本メガネベストドレッサー賞2025』の政界部門の受賞者に石破茂首相(68)が選ばれた。

同賞は「メガネが最も似合い」、「最も輝いている人」を表彰する眼鏡業界最大の顕彰イベントで、10月1日に授賞式が行われる。

石破首相のほか、女優の木村文乃(37)、経済学者の成田悠輔氏(39)、VTuberの加賀美ハヤトが受賞した。

石破首相といえば、昨年の首相就任以降メガネをかける姿が定着したが、首相としての“身だしなみ”がたびたび波紋を呼んできた。

「いきなり、首相の就任会見で着用したメガネのレンズにブランドロゴのシールが貼られたままになっていたことが話題になりました。昨年10月の衆院選特番で、爆笑問題・太田光氏と対談した際、“顔が怖いと言われるから”度の入っていない伊達メガネをかけていると明かしていたので、新品のメガネだったのかもしれません。

官邸で新閣僚を揃えて撮影した集合写真でも、モーニングのズボンの裾がダブついていたことも“だらしない”などと悪い意味で注目を集めました。本来はサスペンダーで吊るべきところをベルトを着用したことが原因でずり下がってしまったようです。そのため、後に官邸ホームページに掲載された写真では腹部に見えていたシャツの部分がレタッチで隠されました」(スタイリスト)

何かと装いが話題になる石破首相は、総裁選直前の街頭演説でもヨレヨレのスーツを着用しており、見かねた支援者がスーツをプレゼントしたとのエピソードも一部で報じられたほど。

そのため、石破首相のベストドレッサー賞受賞に疑問を呈する声があがっている。

《ベストドレッサー賞に石破さん?????????》
《あんなだらしない格好がベストドレッサーやと? ドレッサーの意味なんかわならんなった》
《石破くんはいつもメガネのフィッティングが・・・と思うんだがベストドレッサーで良いのか?》
(すべて原文ママ)

また、メガネをかけて人前に出ることが多かった前首相である岸田文雄氏の名前をあげて《えーっ 石破さんが「ベストドレッサー賞」? ‥岸田さんならまあ何となくわかるけど‥》とする声もあった。

「メガネといえば“増税メガネ”こと岸田文雄前首相のイメージが強い人も多かったようです。実は、岸田さんも外務大臣だった’15年に同賞の政界部門を受賞しています。ほかにも、稲田朋美氏や河野太郎氏、加藤勝信氏、松井一郎前大阪市長なども同賞の受賞歴があります。

メガネをかけていて時代性を反映する政治家であれば、特別なファッションセンスなどは求められていない傾向があると思うので、石破首相の受賞も別に驚くことではありません。とはいえ、装いに無頓着な印象の石破首相が“ベストドレッサー”と言われれば、素直に“なんで?”と疑問に思う人がいるのも仕方ないですね」(前出・スタイリスト)

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