10月4日開票の自民党総裁選に立候補中の小林鷹之元経済安全保障担当相(50)。9月23日、自身のXにランチ動画を投稿したのだが、これが物議を醸している。

《分刻みのスケジュールの中で、やっとお昼ご飯です。午後も頑張ります》

小林氏はこう綴るとともに、市販の弁当を食べる動画を午後1時過ぎに投稿。動画内で撮影スタッフから「総裁選2日目です。今日の勝負メシはなんでしょうか?」と聞かれた小林氏は、外した蓋の表のラベルを見ながら「えーと、長崎県産アジフライとコロッケ弁当」と回答。

続けて「ちょっとあんまりゆっくり食べられないんだよね、急いで食べないと」と話しながらおかず類にソースなどをかけ、「味わいながらも急いで食べまーす。やべえ、ごま塩かけすぎた」などとカメラ目線で苦笑い。

また、手元のソースをカメラ目線のままアジフライにかけつつ「もうね、時間との勝負。みんな助けてくれてるから。とにかくね、あの、走り抜けます。頑張ります、午後も」と気合いを表明。スタッフが「揚げ物で上がっていきましょう!」と声をかけると、小林氏は「揚げ物で上がっていきまーす」と応え、割り箸を袋から取り出すところで動画は終了した。

せわしなく弁当を食べる用意をしつつ、同時に動画を撮影した小林氏だが、小林氏の腕時計を見ると時計の針は「12時40分」頃を指している。

小林氏が総裁選に向けて精力的に動いていることは疑いようがないが、12時から昼休憩を設ける一般企業は多く、12時40分が特段遅い昼食の時間とは言い難いだろう。そのため、着席して食事を取れているにもかかわらず《やっとお昼ごはん》という小林氏の投稿に対して、”忙しいアピール”と感じた人が少なくなかったようだ。X上では冷ややかな声が殺到した。

《「やっとお昼ご飯」なんて言うのなら、せめて14時過ぎだろう》
《12時台に食えてるんなら、全然普通の範囲内じゃん》
《いつもきっちり12時にお昼食べてるんでしょうね》
《昼ごはん食べる暇のない会社員の方たくさんいますよね。どれだけ国民の感覚とズレてるかよくわかります》
《その時間なら小学生が給食食う時間と同じやんけw こっちはバン1個食べるのに患者さんの合間に1口2口食べながら食い終わりが16時過ぎてたわw 政治家って楽でいいなw》

国民感覚とはやっぱりズレている?

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