9月24日、群馬県・前橋市の小川晶市長(42)が市役所幹部の男性部下・X氏とラブホテルで複数回密会していたことが「NEWSポストセブン」によって報じられた。小川市長は同日夜に記者会見を開いたが、そこで明かした“ラブホで打ち合わせした理由”にネット上でツッコミが続出している。

昨年2月に初当選を果たし、現在1期目である小川市長。前橋市にとって初の女性市長であり、戦後最年少の市長として新たな風を同市に吹き込んだが――。

「記事によると小川市長は妻帯者のX氏と7月から9月にかけてラブホテルで計9回も密会。群馬県内に『記録的短時間大雨情報』が発表されていた今月10日にも午後6時すぎから午後10時前までラブホテルを利用しており、16日と17日には2日連続でラブホテルで密会していたといいます。

このことについて『NEWSポストセブン』がメールで問いただしたところ、小川市長は『ホテルに行ったことは間違いありません』『(X氏が妻帯者であることについて)知っています』と回答。いっぽうで『男女としての一線は超えてはおりません』と不貞行為については否定しました」(全国紙記者)

市長がラブホテルで妻帯者と9回も密会していたという不倫疑惑。騒動が物議を醸すなか、小川市長は24日の夜、臨時の記者会見を開いた。小川市長は改めて「私が特定の職員と複数回、ホテルに行ったことは間違いありません」と認めつつ、「男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動であったことを深く反省しています」と謝罪。さらに“なぜラブホで密会していたのか”については、こう語った。

「日中は公務などがあって話す時間もなかなかとれないので、プライベートの時間に飲食店やカラオケボックスなどで相談をしていました。しかし、飲食店やカラオケボックスなどでは、周りの目があり、具体的な会話が制限されることから、もっと安心して話ができるところはないかということで、ホテルはどうだろうという話になりました。

飲食店にいてもカラオケに行っても、コンビニや道路を歩いていても、必ず誰かしらに合うので、誰の目も気にしなくて、何でも相談ができる場所という判断でした」

“人目が気になったからラブホテルで”と説明した小川市長。

しかし、市民感覚からかけ離れた釈明に世論は納得していないようで……。ネット上では、こんなツッコミが相次いでいる。

《相談や打ち合わせってラブホでやるんですか?なぜ会議室でやらないんですか?》
《市長と市幹部職員との打ち合わせに、市長室や市庁舎内の会議室を使わないのはなぜと思う》
《仕事で打ち合わせだの会議だのなら、市庁舎の会議室なりなんなり取れる権限ありますよね?》
《会議室で十分でしょ》

「ラブホテルという、男女の仲が疑われても仕方のない場所で相談をすることがそもそも不適切だと言わざるを得ません。『人目が気になっていた』と言いますが、ほかにも場所なんていくらでもあるはずです。あえてラブホを選んだというのは、2人の関係を怪しまれても仕方がありません。

会見では報道陣から『離婚訴訟などではホテルで密会して“男女関係はなかった”と言っても通らないとされるが、法曹界出身者として脇が甘すぎないか?』との質問が投げかけられる場面も。しかし、小川市長は『ただただ申し訳ないと言うしかありません』と平謝りするばかりでした。本人は男女の仲を否定していますが、ネット上では《見苦しい言い訳だ》と厳しい視線を注がれています」(前出・全国紙記者)

会見で小川市長は、進退について「第三者と相談して考える」と判断を保留した。今後の舵取りにも注目が集まりそうだ。

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