9月24日に、「NEWSポストセブン」が報じた群馬県前橋市・小川晶市長(42)の不倫疑惑。報道をきっかけに妻帯者の男性部下と複数回にわたってラブホテルに通っていたことが明るみになり、市への苦情や抗議が殺到するなど物議を醸している。
小川氏は同日夜に開いた緊急記者会見で、「特別職や他の職員には言えないような悩みもあり、もっと安心して話ができるところはないかということで『ホテルはどうだろう』という話になりました」と釈明。
「男女の関係はありませんが誤解を招く軽率な行動だった」と不倫疑惑を否定しつつも、ラブホテルの利用回数は「10回以上」にも及んだという。さらに「記録的短時間大雨情報」が発表された今月10日も、男性部下とラブホテルに滞在していたことが判明。世間からの批判は高まるばかりで、群馬県の山本一太知事(67)も記者団の取材に「あまりに脇が甘いことに驚いた」と苦言を呈していた。
「小川氏は群馬県議会議員を経て、昨年2月の市長選挙で現職に約1万4000票の差をつけて初当選。前橋市で初の女性市長が誕生したこともあり、大きな期待が寄せられていました。また、彼女は弁護士資格も有しており、得意分野には『夫婦、離婚、親子関係などの家事事件』もありました。仕事の相談とはいえ、妻帯者の部下とラブホテルのような場所で“密会”をしていたら疑われることは予測できたはず。危機感がなさすぎると言われても仕方がないでしょう」(地元紙記者)
納得の得られない“無理筋釈明”が火に油を注ぐなか、クローズアップされているのは小川氏の素顔だ。にわかにSNSでは、小川氏が過去に明かしていた“一人称呼び”が注目を集めている。
群馬県議会議員時代の’23年12月、インスタグラムで《小川あきらの一人称クイズ》として1枚目の画像に4択の一人称を並べていた小川氏。2枚目の画像では「正解」に《ぼく》を挙げ、《プライベートでは「ぼく」と呼ぶけど、公の場ではきちんと「私」を使ってますよ♪ けどたまにボロが出ちゃうことも…》と告白。
なお、投稿のキャプションでは、《どうでしたか?結構意外だったかも このシリーズでは、小川あきらのお恥ずかしい一面も包み隠さずお伝えできればと思います♪》ともつづっていた。
部下との“ラブホ密会”をきっかけに掘り起こされたかたちだが、Xでは小川氏の一人称に驚く声が続々。
《情報量増えすぎなんよwww》
《マジか?僕っコ?!42歳だけど?!》
《なかなかスゴいのぶっ込んできますね。常に想像の斜め上どころか、次元の壁をぶち破ってくる》
こうした余波が広がってしまう背景には、小川氏の“初動ミス”が影響しているという。
「芸能界でもタレントのあのさん(年齢非公表)のように、一人称を『ぼく』と呼ぶ女性は少なくありません。また、一人称をどのように呼ぼうとも、その人の自由であり個性でもあるので批判されるべきではないでしょう。
ただ、小川氏の場合は市政を担う立場でありながら、妻帯者の部下とラブホテルで密会をしていたという事実はインパクトが強すぎました。特別職地方公務員である市長とあれば、公人として公序良俗を守ることも求められます。そのため、騒動をきっかけに小川氏の“意外性”が注目されてしまったのでしょう。
もし記者会見で世間から納得を得られるような説明をしていたら、状況は違ったかもしれません。“男女の関係はない”というのが事実だったとしても、疑わしい行為は慎むべきだったのではないでしょうか」(WEBメディア記者)
小川氏は続投の意向を示しているというが、市民からは受け入れられるだろうか。