17日、市の女性職員に対して、キスや太ももを触るなどのセクハラ行為を第三者委員会から認定されていた沖縄県の古謝景春南城市長(70)が失職した。

市の第三者委員会は5月の調査報告書で、女性職員に対する古謝氏のセクハラ行為を認定。

その後、9月に市議会で不信任決議が可決された古謝氏は、議会の解散に踏み切った。11月9日に行われた市議選では、定数20に対し不信任賛成派が18議席を占め、臨時議会での2度目の不信任決議が可決された。古謝氏は採決前に辞職届を提出するも、議会では承認されなかった。

セクハラ行為が認定されたにも関わらず、“議会の解散”を選択した古謝氏に対して、市民はNOを突き付けたかたちだ。ある地方紙政治部記者によれば「市議選の翌日に行われた会見から“不遜”な態度が目立っていた」と言う。

「冒頭、“セクハラは絶対にやっていません”と行為を否定した古謝氏は、“なぜ15年前からこういうお茶汲みをしている女性が嘘をついたのか本当に信じられない”と切り出しました。その後も“職員を訴えるのか”という記者からの質問に対し“内緒”、市長選への出馬を問われた際も“内緒”と答え、報道陣をはぐらかしました。

“市長派”の議員の得票数が少なかったことを問われると、“あんた方が悪いです”と吐き捨てて会見を打ち切りました。これらの発言と態度には、報道陣からも呆れる声が多く上がっていましたね……」(前出・地方紙政治部記者)

古謝氏の“お茶汲みの女性”“あんた方が悪い”といった発言に対し、ネットニュースのコメント欄やXでは、以下のような呆れる声が上がっていた。

《今度はマスコミが悪い?どんな心情で言ってんの?税金を無駄にし市政を混乱させたのは
あなたですよ》
《日本語を適切に使用できない品格に問題のある首長さんのようです。》
《セクハラ問題よりも先に、態度が気になる。「お茶くみをしてる女性」とか言えちゃうメンタルの持ち主なんだなぁ。


《市役所で働く行政非常勤職員を「お茶くみをしている女性」と言う首長…。 》

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