「世界進出の足掛かりと考えていた作品が突如撮影中止となり、予定が大きく変わってしまったようです」

こう語るのはテレビ局関係者。

8月に趣里(35)と結婚した三山凌輝(26)。

翌月には第1子の誕生も発表されたが、このことが義父・水谷豊(73)の頭を悩ませているようで……。

「趣里さんとの結婚前に女性YouTuberとのスキャンダルが報じられたことに端を発し、三山さんは11月8日に所属していたBE:FIRSTを脱退しました。

今後は俳優業に本腰を入れ、いずれは海外作品、さらにはハリウッド進出まで視野に入れているといいます。そこでまずは、配信系の作品で実績を積もうという考えだそうです」(音楽関係者)

その狙いどおり、12月には出演するNetflix作品の撮影が始まるはずだった。ところが……。

「急きょ撮影が中止になったと報じられています。実はこの作品は北海道で実際に起きた『三毛別ヒグマ事件』と呼ばれる“殺人クマ”を題材にしており、北海道の森の奥深くでのロケを予定していたとのこと。しかしその地域に実際にクマが現れた形跡があったといいます。その危険を鑑みて撮影中止を決めたのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

暗雲立ち込める三山の“ハリウッド進出計画”。そこに立ち上がったのが義父・水谷のようだ。

「来年10月クールも主演ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の放送が決定したそうです。水谷さん自身は『相棒』の継続に消極的だった時期もあったといいますが……」(前出・テレビ局関係者)

実は水谷は、俳優業の“終活”を意識していたという。

「水谷さんは70歳を過ぎたころ、年齢を考慮してこれ以上仕事量を増やさないと決意しました。同時に自身のチーフマネージャーの将来を案じ、巣立ちの後押しをしていたといいます。個人事務所ですから、水谷さんが仕事を減らすとなると事務所としての収入も減ることになりますからね」(前出・テレビ局関係者)

『相棒』シリーズに対しても懸念を抱いていた。

「通常の連続ドラマと異なり、『相棒』は2クール連続放送。当然撮影期間は長くなり、水谷さんの負担も大きくなります。体力面の不安から、水谷さんは『相棒』を終了にするか悩んだこともあったそうです」(前出・テレビ局関係者)

しかし来年、齢73にして継続を決意。終活は断念した。

「じいじとして、初孫のために蓄えを残したい考えはあるでしょう。三山さんはグループ脱退に際してSNSに不満を書き込むなど、今後俳優業を続けるうえでも、その言動を水谷さんは心配しており、何かとお騒がせな義息の分まで働かなければという思いだといいます。“孫が成人するまで『相棒』を続ける”というほどの覚悟だそうです」(前出・テレビ局関係者)

初孫のため、73歳の杉下右京は走り続けるーー。

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