今年9月4日、昭和を代表する大スター歌手の橋幸夫さん(享年82)が亡くなった。同月9日に都内で執り行われた通夜には多くの著名人が弔問に訪れたが、そこに“ある人物”が姿を現したことがネットやSNSで物議を醸すことになった。

その人物とは、「ATSUSHIそっくり芸人」こと、ものまね芸人のRYOだった。

「RYOさんは、橋さんの通夜に突如としてEXILEのATSUSHIさんそっくりの出で立ちで現れたのです。葬儀場のアナウンスで『これからATSUSHIさんが来られます』との放送があったため、参列者の間でも本人が来たとの誤解が広がっていました。

報道陣からの取材に応じたRYOさんは『モノマネ芸人です』と明かし、また橋さんについても『お会いしたことはあるんですけど、お付き合いはないです。親交はないです』と告白。突然の部外者の登場に騒動が広がったにもかかわらず、RYOさんはその後に自身のXで通夜に訪れた写真や動画をポストし、SNSでは《売名行為だ》《不謹慎すぎるだろ》と批判の声が殺到したのです」(スポーツ紙記者)

同月10日には、ATSUSHI本人がEXILE公式動画配信サービスの有料配信のなかで「故人を弔うのに自分の格好をする必要は全くない」「正直ナメてるなと思いました」

と怒りのコメントを出す事態に。後日、RYOは自身のXで《勘違いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした》と謝罪することになった。

これでことは終息したかに思われたが…。なんとRYOの“逆ギレ”が事態をさらに複雑化させたのだ。

「13日にRYOさんは態度を急変させ、Xで《ATSUSHIさんがファン向けの配信にて僕のことを『舐めてると』言った様ですが そんな言葉を公の場で言うのはやめて下さい マスコミやメディアの話を全て鵜呑みにしていませんか?》と逆恨みとも取れる発言をポストしたのです。

また15日には、有吉弘行さん(51)がRYOさんの行為を批判したニュースを引用するかたちで、《有吉さんに関係ありますか?》と投稿。24日には、16日にTAKASHIROさん(41)が自身のXで《風上にも置けないやつっていますよね》と投稿したのに反応し、《この件に関して僕の事を言っているとの推測があるので…まさか違いますよね?》と絡み始めたのです」(前出・スポーツ紙記者)

その後、RYOは10月8日に配信された『NEWSポストセブン』のインタビューに応じ、《葬儀という厳粛な場に、サングラスをかけたままのいつものスタイルで行ってしまったこと、そして無意識に片手をポケットに突っ込んでいたことは、モラルやマナーを考えると、それは批判されても仕方がないと深く反省しています》としたが、《『売名行為だ』という批判については、このスタイルで15年やってきて、いまさら売名する気は全くないと言いたいですね》と改めて反論していた。

10月を最後にXでの投稿も滞っているRYOだが、今後はどう活動していくのか。

「もともとRYOさんは昨年12月の三代目J SOUL BROTHERSの東京ドーム公演を最後にATSUSHIさんのものまねから卒業しようとしていたようです。しかし、今年6月にEXILEがATSUSHIさんを迎えての復活を発表したことで撤回。再びものまねに気合が入っていたところ、例の騒動になってしまったそうです。

来年はEXILEのデビュー25周年にあたります。しかしATSUSHIさん本人がRYOさんについて《(ものまねを)公認した記憶はない。もしそう言っていたのなら解除》と話している以上、今後、ATSUSHIさんのものまねは“封印”せざるを得ないでしょう。おそらく他のタレントのものまねに移行していくのではないでしょうか」(芸能関係者)

編集部おすすめ